最終更新日 2018/02/01

キャスト

キャストとは・・・

キャスト(きゃすと、cast、casting plaster、plaster cast)とは、プラスチックとガラス繊維から構成される、骨折や疼痛のある捻挫を固定するための固定具である。一般にギプス(ぎぷす、gypsum、plaster)と呼ばれることもある。

【形状・特徴】 
・包帯のようにロールされた状態で包装されており、触るとやや粘着性がある。
・水と接触すると硬化が始まる。
・硬化する際に発熱するので、患者に事前に説明しておく。

【使用方法】
・固定する部分を筒状の包帯で覆い、その上から綿状の包帯で下巻きを行う。
・キャストを包装袋から取り出し、水中でよく揉んで水を含ませる。
・キャストの幅の2分の1から3分の2くらいを重ねながら、体表を転がすように巻いていく。
・巻き終えたら、モールディング(体の形状に合わすよう両手で軽く圧迫していく)を行う。水に浸してから約3~4分で硬化が完了する。

【注意事項】
患部の過度な締め付けにより、患部より末梢部分の血流障害や神経障害(感覚障害や運動麻痺)、疼痛などを引き起こす場合がある。その場合は、ギプスカッターを用いて外すことを検討する。

執筆: 野浪 豪

神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科 救命救急センター

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