最終更新日 2019/10/24

鵞足炎

鵞足炎とは・・・

鵞足炎(がそくえん)とは、膝下の内側にある鵞足部周辺が炎症を起こしている状態である。鵞足とは、膝関節を曲げる作用を持つ筋肉のうち、薄筋・縫工筋・半腱様筋がついている部位のことを指す。筋がついている部位が鵞鳥の足のように見えることから鵞足と名付けられた。鵞足周辺には鵞足腱や滑液を生成する鵞足包が存在し、鵞足やこれらの組織が周辺組織とこすれることで、炎症を起こした状態を鵞足炎と呼ぶ。
 
【原因】
膝へ負担をかけることが主な原因である。陸上競技やサッカーなど膝をよく使う競技を行っていたり、X脚であったりすると鵞足炎になりやすい。
 
【症状】
膝下の内側周辺に痛みを感じる。軽度な場合は数日間安静にしていれば治るが、重度な場合、痛みが長引く。
 
【治療】
ストレッチやアイシングなどの保存療法を行う。痛みが強い場合は、安静にすると同時に抗炎症外用薬や電気治療、湿布などを用いた治療を行うことがある。

 

引用参考文献
1)鵞足炎(がそくえん).スポーツ障害Q&A.とやまスポーツ情報ネットワーク.

執筆: 永澤成人

東京慈恵会医科大学医学部 看護学科老年看護学助教 救命救急センター

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