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2016年10月22日

浣腸のカテーテル挿入時、患者に口呼吸させるのはなぜ?

看護技術Q&A

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は浣腸に関するQ&Aです。

浣腸のカテーテル挿入時、患者に口呼吸させるのはなぜ?

緊張して腹圧がかからないようにし、カテーテルを挿入しやすくするためです。

 

口呼吸させるのは

カテーテルを挿入する前に、必ずリドカイン(キシロカインゼリー)などの潤滑油をつけて、患者に苦痛を与えないようにします。しかし、異物が肛門から侵入することで肛門括約筋が収縮したり、緊張して自然に腹筋に力が入ってしまいます。そのときの状態は、排便動作に入ったときの「いきみ」に似ています。

「いきみ」は、吸息位で声門を閉ざすことで可能な動作ですから、口呼吸をすることでいきみを防ぐことができます。その結果、腹腔内圧がかからず、カテーテルの挿入が容易となります。

口呼吸をさせることも必要ですが、まず、その前に患者にくわしく浣腸の説明をし、少しでも不安を取り除き、できるだけ協力を得ることも重要です。

 

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本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

[出典]『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』編著 江口正信/2015年3月刊行

根拠から学ぶ基礎看護技術

引用・参考文献

著作権について

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