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2017年11月16日

マンガ・大人が楽しめるリハビリ『鳥獣りは』が看護に活きる|マンガ・もっともっとやれるナースの力

大人が楽しめるリハビリ『鳥獣りは』を看護に活かしてみませんか?

(前回のお話:マンガ・ナースが実践できる「リハビリを楽しむための“意外な”コツ」

もっともっとやれるナースの力。リハビリから生まれた『鳥獣りは』・リハビリを面白くしよう 

ご自身の闘病やリハビリの経験から生まれた『鳥獣りは』には、村越さんの思いが込められています。(作業療法ジャーナル9~3月号に付録として掲載!)

※『作業療法ジャーナル』2017年9月号、p.1051より許可を得て引用(Copyright:三輪書店)

特徴1:折るのが楽しい。(折っていくと箱になる、作業療法やベットサイドで楽しめる!!)

特徴2:クスリと笑える&励まされる。「リハビリで実際に感じたことをメッセージにしてるので共感できるかと…」と村越さん。明も、リハビリをする動物の姿にクスクス笑います。

「いさみてたつべし」=「勇気だして立ってみよう」、「ちからなゆ。いとおそろし」=「力が入らないよう。こわいよう」

「この折り紙なら楽しくリハビリできそうですね!」とキラキラする明。『鳥獣りは』の中には印象的な言葉がありました。「あたらしいあたりまえ をてにいれました」

※上記イラストは食札(後述)

はじめはそんなに大きな病気だとは思っておらず、リハビリで名前を描いてと言われたとき、まったく書けずショックだったと語る村越さん。それでも懸命にリハビリを続けた村越さんは、入院生活の中であることを始めます。

村越さんが入院生活の中で始めたこととは、食札へのお絵描き!「これが医療スタッフの皆さんに好評で、嬉しくなって続けたんです」と笑う村越さん。

元々絵が好きだった村越さんは、はじめは図鑑を見て食札に絵を描いていましたが、徐々に入院生活やリハビリの様子を描くようになりました。そうして二か月経った頃には相手に伝わる程度、文字が書けるようになったそうです。

村越さんは、リハビリを始めた当初は「すぐに良くなって元の生活に戻ろう」と思っていたけれど、「元に戻れない」ということに時間を経て気づいたといいます。当たり前だったことができず、不調なことも多く、頭がふらふらするときは、「また発症したのでは」という不安にかられてしまうそうです。建築士だった村越さんは、予定していた仕事も流れ、事務所もたたんでいました。

私なら仕事できなくなったら絶望する…と思う明は、「時間が経って受け入れられるものでしょうか?」と聞いてみます。すると、「難しいですね…今も『できない自分』に毎日落ち込みます」と、苦笑する村越さん。でも、少しずつ「できること」と「できないこと」がわかってきて、今の自分に出来る範囲を一生懸命にやって、「当たり前が変わった」ことを受け入れていると語ります。

明が『鳥獣りは』の言葉で印象的だと思ったもう一つの言葉は…『みんなよくなれ』。「患者さんだけでなく、ナースもドクターも皆たいへんです。だから皆で良くなったらという思いを込めました」と言う村越さん。

※『作業療法ジャーナル』2017年9月号、p.1051より許可を得て引用(Copyright:三輪書店)

「自分はそんなに良くならないってわかってきました…それでも」村越さんは言います。仲の良い患者さんが頑張っていると「自分もやろう」という気持ちになれたし、他の人が良くなることはじぶんのことのように嬉しかったです。と。 「看護ってナースだけではできないんですよね…患者さんがいるからできる」いつのまにか1人で看護してる気になってた、と明は反省します。「時には患者さんの力も借りて、ナースも患者さんも一緒によくなる看護ができたらいいなと思います!」と意気込む明。

そんな素敵な『鳥獣りは』!患者さんが少しでもリハビリを楽しめるように、ぜひナースの皆さんも使ってみてください!

『鳥獣りは』をダウンロードできます!

「折り紙絵」と「箱の折り方」をダウンロードできます。

院内・施設内で実際に活用して楽しんでください!

 

※本コンテンツの加工および商用利用は禁止されています。
※その他利用に関するお問い合わせはこちらからお願いします。

 

【1】折り紙絵(PDF)

※A4、B4サイズでの印刷がおすすめです。

折り紙絵『鳥獣りは』

(Copyright:村越正明)

 

【2】箱の折り方(PDF)

※B5、A4サイズでの印刷がおすすめです。

(Copyright:村越正明)

 

『鳥獣りは』ライブラリー

リハビリをする患者さんの心の機微や、クスっと笑える言葉の詰まった『鳥獣りは』。

大きな画面でお楽しみいただけます。

『鳥獣りは』ライブラリー

「看護roo!」に描き下ろしてくださった作品です。村越さんから看護師さんに宛てたメッセージも!

 


 

【取材・マンガ】明(みん)

看護師・漫画家。沖縄県出身。大学卒業後、看護師の仕事の傍らマンガを描き始める。異世界の医療をファンタジックに描いたマンガ『LICHT-リヒト』1~3巻(小学館クリエイティブ)が好評発売中。趣味は合気道。

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コメント一覧(1)

1みー2017年11月16日 19時48分

すごい!そしておもしろい!ここまで努力して良くなられた村越さんに天晴れです。

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  • 1.身体的苦痛がないか、全身状態を観察する。
  • 2.退院後の生活について話を聞いてみる。
  • 3.うつ病を疑い、GDSにて評価する。
  • 4.「気分転換に散歩しましょう」と離床を促す。
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