看護師はネットストーカーされやすい?被害者・加害者にならないために
ネットストーカーとは、SNSを介して執拗なメッセージや書き込みをしたり、個人情報を特定して悪用するなどのインターネット上でのストーカー行為です。
近年、このネットストーカーの被害が深刻になってきています。東京都小金井市でアイドル活動をしていた女子大生が、インターネット上のやり取りから逆恨みしたファンに刺された事件は記憶に新しいのではないでしょうか。
もしかすると、看護師さんの中にも怖い思いをしたことがある方がいるかもしれません。また、自身が被害者になるだけでなく、知らないうちにストーカー加害者に加担してしまう可能性もあります。
今回は、「ネットストーカー」に対する看護師の心得についてまとめてみました。
看護師がネットストーカー被害者・加害者にならないための心得

【目次】
経験ある?看護師が遭ったストーカー被害
「平成27年におけるストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況について」(警視庁調査)によると、インターネット上のみの付き合いがある者からストーカー被害を受けた件数は、H26年度の14件からH27年度には130件に増加しています。
急激に被害数が増えている中、看護師が遭ったストーカー被害を調べてみると、様々な体験があるようです。
- ・入院中に気になった看護師について探るような質問サイトへの書き込み
- ・入院中の患者さんからSNSの友達申請やメッセージが何度も来たり、「昨日○○に行ってたの?」と明らかにSNSの投稿を見たと思われる話を持ちかけられた
- ・退勤時に待ち伏せされ、毎回玄関で声をかけられた
どのケースも、担当を外れたり、患者さん本人に事実関係を確認後、管理部からそのような行為をやめるよう話をするなど、すぐに病院で対応をしたため事件にはなっていません。しかし、そのまま見過ごしてしまってエスカレートした可能性も十分にあります。
また、ストーカー行為は好意を持たれた相手からだけとは限りません。
- ・職場のトラブルが原因で転職した相手に対する嫌がらせ
- ・同じ男性医師へ抱いた好意から、同僚への嫌がらせとして、ネット上でありもしない内容を投稿された
- ・SNSから友人を探してプライベートな内容を公開されるなど名誉に関わる誹謗中傷を受けた
など、同僚からの迷惑行為や嫌がらせの被害を受けた例もあるようです。
ストーカーのきっかけは「名札」と「雑談」?
インターネットを介したストーカー被害は、今や誰にでも起こりうる危険があります。看護師は職業柄、とくにストーカー被害を受けやすいと言えるかもしれません。

職場では、入院や外来通院をしている患者さんと、何度もコミュニケーションを図る機会があります。患者さんとの信頼関係を築くための自己紹介やコミュニケーションは重要ですよね。
また、看護師としては「ケア=業務」であっても、病気や怪我などで心身が弱っている患者さんにとっては、優しく接してくれる看護師のケアが次第に好意に結びついたり、「自分にだけ特別にしてくれている」という意識を抱いたりすることは珍しくありません。
更に、フルネームが記載された名札をつけていることにより、業務内で話した内容と氏名を結びつけ、インターネットで検索することもできます。
あなたがFacebookやTwitterといったSNSで、たとえば、
- ・プロフィールを掲載
- ・勤務先の状況や自身の立場について言及
- ・近所の写真を掲載
- ・よく利用するお店の写真を掲載
- ・ポケモンGOのスクリーンショットを掲載
- ・職場のユニホーム姿をアップ
などをおこなっていた場合、それが患者さんとの話の中で出てきていたことと一致すれば、本人だと特定することは容易にできてしまいます。
2015年には、親切心を好意と勘違いする「高齢者ストーカー」 が10年間で4倍に増加したという報道が話題になりました。
患者さんと看護師という関係において、心のケアは必要です。だからこそ、もしも「勘違いされてしまったら」というときのリスクヘッジをしておくことが重要です。
看護師がストーカーに加担?意外な落とし穴
自身がストーカー被害に遭うリスクとは逆に、知らないうちにストーカー行為に加担してしまう可能性を考えたことはありますか。

たとえば、個人情報保護の観点から名前ではなく診察番号で呼び出す病院が増えています。しかし、診察番号で呼びかけても答えがなかったら名前で呼んだり、直接声をかけたりすることはありませんか?
また、誰も聞いていないだろうと思い、ついお酒の席で同僚や患者さんの話をしていることはありませんか?
この何気ない行為が、実はストーカーにとっては「情報提供」になる場合もあるのです。
看護師は、多くの医療関係者、患者さんと関わるからこそ、勤務中・勤務外に関わらず、意識を持っておくことが必要です。
ネットストーカー被害に遭わないためにできること
総務省では、このようなインターネットを利用したストーカー行為に対して注意喚起を行っています。
まず、すぐにでもできることとしては、以下のような方法があります。
- ・SNSなどの公開範囲を友人等に限定する
- ・知らないアカウントからの申請を受け付けない
- ・インターネット上のやり取りでは確実に本人であることを確認する
- ・アカウント名は本名がわからないものを設定する
- ・場所や時間帯が特定される内容や写真の投稿を避ける
- ・投稿時の位置情報をオフにする
また、患者さんから「どこに住んでるの?」「地元は?」と聞かれることも多いと思いますが、住所が特定されないよう大きな範囲で答えるなど慎重に対応することも自分を守る方法のひとつです。自宅周辺や勤務先が特定されてしまうと、インターネットを介してだけでなく、直接的なストーカー行為へと発展する恐れもあります。看護師は残業によりしばしば帰宅時間が遅くなることもあるため、特に注意しましょう。
また、同僚と職場の話をするときは、お互いの自宅など他者が周囲にいない環境に限定するなどの意識も必要です。
【ライター:こたつむし】
(参考)
平成 27 年におけるストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況について(警視庁) ※PDF
ストーカー規制法(警視庁)
ネットストーカーに注意(総務省)
SNS利用上の注意点(総務省)
親切心を好意と勘違いする「高齢者ストーカー」 10年間で4倍に増加(BLOGOS)
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