血液の分配と微小循環|循環
血管は心臓の拍動で生じた血液(安静時約5L/分)を体内の各器官に分配する。安静時には、脳に約15%、冠状動脈に約5%、肝臓と消化管に25~30%、腎臓20~25%、骨格筋に15~20%、皮膚などに3~6%、その他の脂肪や骨に約5~10%(表1)が分配される。血液の配分は、運動や食事で変化する。例えば運動時には、骨格筋の酸素消費量が増加するので、これに伴いここに配分される血液量が増加し、その分、消化管への配分が減少する。一方、食事の際は消化管へ配分される血液量が増加する。脳への血液量はいつもほぼ一定である。


