十分な水で服用させるのはなぜ?|経口与薬

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は服用方法に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

十分な水で服用させるのはなぜ?

安全に服用させるためです。

 

少ない水で飲むと薬が食道に停滞し、そこで溶解してしまう危険性があります。食道粘膜を傷つけたり、炎症を起こしたり、悪心を誘発することもありますので、十分な水で服用するように指導しましょう。最低30mLといわれていますが、最も適切なのは100~120mL(コップ1/2以上)です。

 

散剤を飲む前に少量の水で口腔内を湿らせておくのは、咽頭や食道に散剤が張り付くことを防ぐためです。

 

※編集部注※

当記事は、2020年11月3日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2024年7月刊行/ サイオ出版

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