採血部位をアルコール綿で拭くのはなぜ?|採血

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は採血部位の消毒に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

採血部位をアルコール綿で拭くのはなぜ?

アルコール綿で拭くのは、皮膚の皮脂や垢(あか)を取り除き、刺入時に病原菌が侵入するのを防ぐためです。刺入部位の中心から外側へ向かって縦7cm程度の楕円を描くように消毒します。

 

皮膚を伸展させ、アルコール綿の清拭面を変えながら清拭することがポイントです。消毒効果を高めるために、アルコールが乾燥してから針を刺します。

 

採血部位の消毒方法(中心から外側へ楕円を描く)

 

アルコール(エタノール)へのアレルギー反応がある場合は、アルコールを含まない無色無臭の「クロルヘキシジン」「塩化ベンザルコニウム」などのノンアルコールの消毒液を用い、皮膚を殺菌し、血行性感染を防ぎます。

 

※編集部注※

当記事は、2020年7月21日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2024年7月刊行/ サイオ出版

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