氷枕を肩に触れない位置に調整するのはなぜ?|冷罨法

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は氷枕の位置に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

氷枕を肩に触れない位置に調整するのはなぜ?

氷枕(ひょうちん)を当てるときに気をつけたいのは、患者の肩に当たらないように調節することです。

 

肩が氷枕によって持続的に冷やされると血液循環が悪くなり、肩こりや不快感の原因になります。

 

氷枕の中央に患者の後頭部を載せるようにしますが、このとき、止め具は上向きにして、床頭台とは反対側に置くようにします。

 

臥床中の患者は床頭台(しょうとうだい)側に向きやすいため、止め具が床頭台側にあると顔を傷つけやすくなるからです。

 

図1氷枕の位置

 

※編集部注※

当記事は、2020年6月26日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2024年7月刊行/ サイオ出版

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