看護師にとって遠位から近位に向かって拭くのはなぜ?|清拭

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は清拭の仕方に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

看護師にとって遠位から近位に向かって拭くのはなぜ?

たとえば、胸を拭くとき、看護師に近いほうから拭くと、せっかくきれいにしても、遠い部分を拭くときにきれいにした部分の上を汚れたウォッシュクロスが通り、再び汚す可能性があるからです。

 

効率よく清拭を行うためには、遠い部分から拭き、最後に近い部分を拭くという原則を忘れないようにしましょう。

 

ウォッシュクロスの畳み方

皮膚に接触する面に十分な厚みをもたせ、シワがないように、端が出ないように手に巻きつけます。湯に浸して絞ったウォッシュクロスを、母指だけを残し、三つ折りになるように掌に巻きつけます。

 

このとき、ウォッシュクロスの端が手掌からはみ出ないようにすることがポイントです。垂れ下がっているウォッシュクロスを掌に向けて折りたたみ、余っている部分を手掌側に折り返します。

 

図1ウォッシュクロスの畳み方

 

※編集部注※

当記事は、2019年9月11日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

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