ホルモンってどんなもの?

『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回はホルモンに関するQ&Aです。

 

山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長

 

ホルモンってどんなもの?

ホルモンは、ギリシャ語の刺激する、目を覚まさせて活動させるという語に由来しています。

 

1949年にカナダの内分泌学者であるハンス・セリエにより、遠く離れた器官の機能を維持することを目的として、ある器官の細胞で作られた生理的な化合物であり、血液によって運ばれると定義されました。これを古典的ホルモンの定義といいます。 

 

その後、セリエのホルモン定義に当てはまらない物質が見出されるなどの新たな発見があり、細胞外液(組織液)に溶け込み、細胞間の情報の授受をする化学的メッセンジャーと定義されるようになっています。これを非古典的ホルモンの定義といいます。 

 

ヒトには50種類以上のホルモンがあり、微量でも大きな効果を発揮します。 

 

ホルモンを化学構造で分けると、ステロイドホルモンと非ステロイドホルモンの2種になります。

 

ステロイドホルモンはコレステロールから合成されます。代表的なものは性ホルモンや副腎皮質ホルモンです。

 

非ステロイドホルモンはペプチドホルモン(成長ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなど)、アミノ酸ホルモン(甲状腺ホルモン)、アミンホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン)などがあります。

 

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版

この記事をシェアしよう

看護知識トップへ