腹膜|からだずかん【39】
『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』(KADOKAWA)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は3章『消化器系』より、「腹膜」について解説します。
著:角野ふち
腹膜<Peritoneum>
横膜隔(おうかくまく)から下部分の空間を腹腔(ふくくう)といい、そのまわりは腹壁(ふくへき)で囲まれています。
腹膜(ふくまく)は、この腹壁の内側を覆っている漿膜(しょうまく)をさします。
血管などが出入りする周りで折り返していて、連続してつながったつくりをしています。

腹膜内臓器<よくうごくことができる!>
腹膜は、胃や腸など腹部に位置する臓器を包むつくりをしています。
その外側を “壁側腹膜” といい、内側を “臓側腹膜” といいます。
このあいだをつなぐように連絡している膜を間膜(かんまく)といい、腹膜が合わさったつくりをしています。
腹膜内臓器は、この間膜をもち腹膜内におさまっている臓器をさします。

後腹膜臓器
壁側腹膜より背中側に位置する臓器をさします。
腹膜に包まれていない臓器のため、間膜をもちません。

[出典] 『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』 (著者)角野ふち (監修)嵯峨 堅、能間 国光/2024年5月刊行/株式会社KADOKAWA
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