間脳(視床〜視床下部)|からだずかん【43】
『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』(KADOKAWA)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は4章『脳・神経系』より、「
間脳(視床〜視床下部)」について解説します。
著:角野ふち
間脳(視床〜視床下部)<Diencephalon>
間脳(かんのう)は、大脳半球(だいのうはんきゅう)の中心に位置する灰白質(かいはくしつ)のかたまりです。
主に視床(ししょう)と視床下部などで構成されます。視床はこの間脳のほとんどを占めます。

視床<Thalamus>
視床は嗅覚(きゅうかく)以外の全ての感覚情報を集める中継としての役割を担います。

ここで、数多くの情報を集めて処理し、大脳皮質におくっています。
視床下部<Hypothalamus>
視床の前下方にある領域を、視床下部といいます。
ここでは、自律神経(じりつしんけい)系や内分泌(ないぶんぴつ)系の中枢(ちゅうすう)を担います。
底面では下垂体(かすいたい)とよばれる小さな器官とつながっています。

視床下部の大切な役割として、生命活動の調節が挙げられます。
生命活動に必要な本能(ほんのう)行動や、感情を引き起こす情動(じょうどう)行動を支配します。
また、下垂体の内分泌機能を調節するはたらきも担っています。

[出典] 『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』 (著者)角野ふち (監修)嵯峨 堅、能間 国光/2024年5月刊行/株式会社KADOKAWA
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