呼吸器系とは?|からだずかん【17】

『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』(KADOKAWA)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は2章『呼吸器系』より、「呼吸器系とは?」について解説します。

 

著:角野ふち
 

 

呼吸器系とは?

私たちは常に空気を吸って吐くという運動を繰り返しています。

吸いこんだ空気を肺へと届けてからだに必要な酸素を取り込んでいます。

空気が通る道は気道(きどう)とよばれ、この気道と肺をまとめて呼吸器系とよびます。

 

呼吸の仕組みを解説するイラスト。空気を吸うとき=吸息(きゅうそく)。空気を吐くとき=呼息(こそく)。体外から酸素(O2)を取り込み、二酸化炭素(CO2)を出す様子が描かれています。肺のキャラクターがこれらを取り込み、赤血球のキャラクターが酸素(O2)を運搬するイメージや、脳がそれらをコントロールしている様子が図解されています。

 

呼吸器系の概要

呼吸器系の概要を解説するイラスト。気道は大きく上下に分けられ、「上気道」は鼻腔から咽頭・喉頭まで(のど)を指し、「下気道」は気管から気管支・肺(肺胞)までを指すと図解されています。断面図には鼻腔、咽頭、喉頭、喉頭蓋、声帯、気管、気管支、肺、肺胞の各部位名称が記されています。また、下部には横隔膜が描かれ、「横隔膜は含まないけど呼吸の生理で大切!」という補足があります。

 

外呼吸と内呼吸

普段、空気を吸ったり吐いたりしている呼吸外呼吸(がいこきゅう)といいます。

や口から空気を吸い込み、外にある酸素を肺まで運び、二酸化炭素を外へ吐き出しています。

 

一方で、からだの中で細胞の1つ1つがエネルギーをつくりだすために行う呼吸は内呼吸(ないこきゅう)とよばれます。 

 

外呼吸と内呼吸の仕組みを解説するイラスト。右上には大気中の成分割合を示す円グラフがあり、窒素78%、酸素21%、その他1%と記されています。中央の「外呼吸」は、肺(肺胞)と血液の間で行うガス交換を指し、酸素(O2)を取り込み二酸化炭素(CO2)を出す様子が描かれています。下部の「内呼吸」は、細胞と血液の間で行うガス交換を指し、赤血球が細胞へ酸素を届け、細胞から二酸化炭素を回収する様子が図解されています。血液は、肺から心臓の左側を経て細胞へ送られ、細胞から心臓の右側を経て肺へ戻る循環の流れが示されています。

 

 

[出典] 『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』 (著者)角野ふち (監修)嵯峨 堅、能間 国光/2024年5月刊行/株式会社KADOKAWA

 

著者プロフィール
角野ふちプロフィール

角野ふち(XInstagram

看護師、保健師、イラストレーター。

 

人のからだをかわいくポップなイラストで解説するコンテンツ『からだずかん』を、SNSやWebサイトで発信。

イラストを手がけた書籍に『薬メモ!』(大田和季著・じほう)、『みんなの救命救急科』(三谷雄己著・中外医学社)など。

日本メディカルイラストレーション学会会員。

 

webサイト: からだずかん
ショップ: ぞーきーず

 

 

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