ICUにおける血液浄化療法中のアラーム対応
『ICU看護実践マニュアル』(サイオ出版)より転載。
今回は、「ICUにおける血液浄化療法中のアラーム対応」について解説します。
上原真弓
市立青梅総合医療センター 集中治療室 看護師
平野智裕
市立青梅総合医療センター 臨床工学技士
桑林充郷
市立青梅総合医療センター 臨床工学技士
Key point
- 血液浄化療法中のアラーム対応を適切に行い、適切に対応することができる。
ICUにおける血液浄化療法中のアラーム対応
アラーム音が鳴ったら、以下の手順で対応する。
手順
1アラーム停止ボタンを押す。
2アラーム表示を確認し、対処する。表1に血液浄化療法中の各部位のアラーム対応方法を示す。
表1血液浄化療法中の警報の対処法

留意点
気泡アラーム・漏血アラームがなった場合には、危険度や緊急性が高いため臨床工学技士に連絡する。
引用・参考文献 閉じる
1)倉島直樹・岡晃司:書き込んでオリジナルのノートが作れる!機器と看護のポイントまるわかり IABP・PCPS・CHDF マスターノート,HEART nursing,2015,28( 2 ):42~58
本連載は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『ICU看護実践マニュアル』 監修/肥留川賢一 編著/剱持 雄二 サイオ出版


