2019/07/08 のクイズ
がんや急性白血病など、本来、赤血球沈降速度(ESR)の亢進が見られる病態であるにもかかわらず、予想外に遅延したときに考えられるものはどれでしょうか?
- 1. 肝硬変
- 2. 急性心筋梗塞
- 3. ネフローゼ症候群
- 4. 播種性血管内凝固症候群(DIC)
挑戦者4909人 正解率75%
選択肢4が正解です。赤血球沈降速度の亢進が見られる病態であるにもかかわらず、予想外に遅延した場合、播種性血管内凝固症候群(DIC)が疑われます。
赤血球沈降速度(ESR)は、赤血球が沈降する速度を見る検査です。この検査によって、赤血球や血漿中のタンパク質(各種のグロブリン、フィブリノーゲンなど)の増減を知ることができ、生体内の異常を発見することができます。
検査方法としては、患者さんから採血した血液と抗凝固剤を混合(抗凝固剤:血液=1:4)して、固まらない状態にした血液を中空のガラス管(ウェスターグレン管)に入れ、垂直に立てます。1時間後に沈降した赤血球層の境界を目盛りから読み取ることで、赤血球沈降速度(ESR)を測定します。
赤血球沈降速度(ESR)が遅延する疾患としては、慢性肝炎やうっ血性心不全などが挙げられます。一方、問題文のがんや急性白血病のほか、赤血球沈降速度(ESR)が亢進する疾患には、細菌感染や急性心筋梗塞、ネフローゼ症候群、肝硬変などが挙げられます。
- 1. 肝硬変
- 不正解
- 2. 急性心筋梗塞
- 不正解
- 3. ネフローゼ症候群
- 不正解
- 4. 播種性血管内凝固症候群(DIC)
- 正解
引用参考文献など
1)江口正信編著.赤血球沈降速度 (赤沈、血沈、ESR)|凝固・線溶系 | 検査値早わかりガイド.看護roo!.(2019年7月閲覧)
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