2020/08/26 のクイズ
- 1. 思い描いた分娩ができなかった場合に発症することが多い。
- 2. 産後の女性の全員が一度は発症する。
- 3. 助産師による育児相談のみで、症状はほぼ軽快する。
- 4. ネグレクトや身体的虐待も症状の一つである。
挑戦者10272人 正解率78%
- 1. 思い描いた分娩ができなかった場合に発症することが多い。
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不正解
産後うつ病の危険因子は、うつ病の既往歴やマタニティブルーズ、ソーシャル・サポートの欠如、育児不安、未婚、親からの否定的な養育などがあります。思い描いた出産ができなかったからといって発症することが多いとは言えません。
- 2. 産後の女性の全員が一度は発症する。
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不正解
産後うつ病は出産した女性の10~20%という高い確率で見られるといわれていますが、全例ではありません。産後うつ病の予防のためには早期発見が大切です。妊娠期からリスク因子のアセスメントを行い、ハイリスク群は妊娠中より相談に応じ、産後にエジンバラ産後うつ病調査票(Edinburgh Postnatal Depression Scale;EPDS)を使ってスクリーニングを実施する必要があります。
- 3. 助産師による育児相談のみで、症状はほぼ軽快する。
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不正解
産後うつ病は、軽症例では助産師による育児相談で軽快しますが、重症例では精神科医による精神療法や薬物療法が必要になります。
- 4. ネグレクトや身体的虐待も症状の一つである。
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正解
産後うつ病では、ネグレクトや身体的虐待、自殺が生じるリスクがあります。母親が産後うつ病だと、適切な養育ができません。そのため、子どもの成長・発達に影響するとともに、子どもから母親への愛着形成や情緒発達にも影響を及ぼします。母親は自ら受診・相談行動を起こすことが少ないため、児童虐待の予防の観点からも重要な課題です。
引用参考文献など
1)日本産科婦人科学会ほか.産婦人科診療ガイドライン-産科編2017.(2020年8月閲覧)
2)森 恵美ほか.産後うつ病.母性看護学各論.系統看護学講座専門分野II 母性看護学2.第13版,医学書院,2016,306.
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