「辞めたいと思ったことがある」新人看護師は6割、その理由は?|看護roo!ニュース

仕事に慣れるだけでも大変な新人看護師。医療機関が新型コロナの対応に追われる中、新人看護師がどのような思いで入職1年目を過ごしたのか。
日本医療労働組合連合会が、2020年4月の入職者を対象に調査を行いました。
調査では、約6割の新人看護師が「辞めたい」と思ったことがあると回答。多くの新人看護師が、つらい状況にあることが明らかになりました。
【調査概要】
2021年2月1日~3月26日、2020年4月に医療機関に入職した1年目の職員を対象に、聞き取りおよびWeb調査を実施。うち、看護師の回答者数は325人。
辞めたい原因で最も多かったのは「仕事に自信が持てない」
調査結果によると、新人看護師が辞めたいと思った原因で最も多かったのは「仕事に自信が持てない」で、4割を超えていました。
そのほか、労働時間の長さや賃金の安さなどの待遇面や、人間関係の悪さや孤立感の訴えがみられました。

「心身の不調を感じたことがある」新人看護師は約6割
また、疲労感や気分の落ち込みなど、心身の不調が約6割の新人看護師にみられました。
多くの新人看護師が、周囲のサポートが必要な状況にあることがうかがえます。

約8割の新人看護師「新型コロナに不安」
新型コロナに対する不安もみられました。
約8割の新人看護師が新型コロナへの不安があると回答。多くの人が自分が感染することや、人に感染を広げてしまうことに不安を感じていました。
また、ワクチン接種や新型コロナに感染した場合の後遺症、偏見や差別への不安の声もあり、例年とは異なるストレスを感じていることがわかります。

今回の調査結果からは、元々、慣れない仕事や環境で緊張を強いられる時期であるところに、さらに新型コロナの流行による影響を受け、新人看護師がさまざまなストレスにさらされている状況がわかりました。
新人看護師へのフォローが必要と考えられますが、フォローする側の看護師も長引く新型コロナの対応で疲弊が蓄積し、余裕がありません。
新人看護師だけでなく、教育を担当する看護師も含め、看護師全体をサポートする体制づくりが急がれます。
看護roo!編集部 坂本朝子(@st_kangoroo)
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(参考)
「入職1年目 みんなの聴き取りアンケート」まとめ(日本医療労働組合連合会)
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