看護師のダイエット「糖質制限」は人気がないワケ

看護師に人気のダイエット、巷で人気の「炭水化物抜き」は5位。1位は「有酸素運動」という結果に。

その理由を読み解いていきます。

【ライター:白石弓夏(看護師)】

チャレンジしたことある「ダイエット」は?

アンケート結果1~6位の棒グラフ。1位:マラソン・ウォーキングなどの有酸素運動、2位:筋トレ、3位:カロリー計算、4位:食べる順番ダイエット、5位:炭水化物抜きダイエット、6位:ダイエットはしたことがない。

(世論deナース「チャレンジしたことある「ダイエット」は?」)

 

1位 マラソンウォーキングなど有酸素運動

マラソンウォーキングなど有酸素運動のイメージ画像。点滴、シーツ交換、検温…と、忙しそうにキビキビと歩き回る看護師。

 

看護師は、基本的に立ち仕事。

ラウンドなどで歩き回ることも多いと思います。

 

私が外科病棟で働いていたとき、スマホの万歩計で、1日の歩数を計測した先輩がいました。

日勤でも1万歩を超えており、夜勤では1万4千歩。

 

この活動量を、「有酸素運動」と意識して勤務するだけでも成果があるのではないでしょうか。

看護師がスタートしやすく、体に負担が少ない方法として、人気があるのも納得です。

 

 

2位 筋トレ

筋トレのイメージ画像。入浴の介助をしながら「これは…!!筋トレのチャンス!」と思っている看護師。

 

  • 体重はともかく、体のラインはしまりました。(pikaさん)
  • 効果はありましたよ。今も続けています。(ouiouiさん)

 

筋肉をつけないことには基礎代謝が上がらないことはよく知られています。

特に女性は筋肉量が少ないということも、解剖生理を学んでいる看護師は知っているはず。

根本的なことから見直しをすることでしょう。

 

しかし、筋トレの時間を確保するのは、忙しい看護師にとって難しいことのように思います。

相当な決意や目標がなければ不可能ではないかと。

それでも2位にきているという事実に、看護師の意思の強さを感じます。

 

 

3位 カロリー計算(レコーディングダイエット)

カロリー計算(レコーディングダイエット)のイメージ画像。お弁当を見比べながら「合計856キロカロリー!!」と言っている看護師。

 

  • 健康のため1年かけて10キロ落としました。膝の負担が無くなり快適です。今後は筋トレに励みます。(rさん)

 

看護師をしていれば、自分の身体に合ったカロリー摂取量は大方把握できるはず。

 

私の知人にも摂取カロリーを頭で簡単に計算し、次の食事量をコントロールしている人がいます。

 

看護師の強みを活かせる方法が3位に入るのは納得です。

 

 

4位 食べる順番ダイエット

食べる順番ダイエットのイメージ画像。1.サラダ→2.肉→3.パスタ→4.ケーキ→5.プリン→6.チョコレートの順に食べようとしている看護師。

 

「きつい食事制限よりも、食べる順番を変えるだけなので手軽」

忙しい看護師にとって、敷居の低いダイエットの1つかもしれません。

 

知り合いには、毎食前に千切りキャベツを食べることで、おかずやご飯の食べ過ぎを防ぎ、結果的に体重を落とした人もいました。

 

ただ、忙しすぎて「とりあえず何か口に入れなきゃ!」という場面では、この方法は不可能。

食べる順番に気を遣う方法が4位で、「有酸素運動でとにかく動く」が1位にくる、これが看護師の現場のリアルです。

 

 

5位 炭水化物抜きダイエット

炭水化物ダイエットのイメージ画像。患者さんが食べているごはんを、「食べたい…。と見つめる看護師。」

 

  • これは効くよ。やめたら戻るよ。ははは(特命さん)
  • 夜だけ炭水化物抜きを8か月実施中です!(sさん)

 

「炭水化物抜きダイエット」は巷で人気の方法です。

でも、これが看護師にとっては5位という結果。

 

栄養バランスについて知識があるので、辞めればすぐリバウンドすることも、想定内です。

5位、という結果は納得です。

 

実は、私が病棟で働いていたときに、一度「炭水化物抜きダイエット」を実施したことがあります。

そのとき、エネルギー不足で力が出ず、入浴介助で倒れそうになった経験があります。

 

忙しい看護師には、慎重に実践してほしいと思う方法です。

 

 

いかがでし……って、ちょっとまったー!!!

このままでは終われません。まさか、こんな意見があろうとは…。

 

 

6位 ダイエットはしたことがない

ダイエットはしたことがない人のイメージ画像。「ダイエットって何かしら?」とポースを取るスタイルの良い看護師と、悔しそうな2人の看護師。

 

  • 昔からやせっぽち。この仕事はよく大丈夫?と聞かれて健康そのものなんだけどなー。(あずきさん)
  • 40キロを超えたことがない。(猫10さん)

 

え、ダイエットしことがない人なんて存在するの?と目を疑ってしまいますが、私の経験した職場にも痩せている人は一定数いました。

 

「太らなきゃいけない」なんて…一度でいいから言ってみたいです。

 

***

看護師の仕事は「強制的なダイエット」になりえます。

忙しくて休憩がとれず、食事や水分を摂取できない。

ストレスや緊張で食事が喉を通らない。

立ちっぱなし、歩きっぱなし…。

これらは、もはや看護師あるあるです。

 

解剖生理や栄養学について知識がある強みを活かして、体調に気遣いながらダイエットを行っている様子がうかがい知れる結果になりました。

【イラスト:オゼキイサム(HP)】

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