学習とは･･･
学習（がくしゅう、learning）とは、経験を通じて、動物の行動が半永久的に変容することである。つまり、勉強（読書や経験、何かに努力する）の結果、その前後でその人の行動が変化しない場合には学習とは言えず、また、変化してもそれが半永久的に続かないと学習とは言えない。
たとえば、足し算の方法を教科書で読んだり、教師から教えてもらったり（経験）しても、その前後で足し算ができるようにならないと、それは「学習」とは言えないかもしれない。ただ、その経験がきっかけで足し算への苦手意識が生まれ、算数が嫌いになった場合には、それは学習したと言える。
■学習障害
全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力のうちいずれかまたは複数のものの習得・使用に著しい困難を示す発達障害のことを学習障害という。英語ではLearning Disabilityと呼ばれ、LDと略される。
引用参考文献
1）大芦治．教育心理学における学習の概念― 教職課程で用いられるテキストにおける概念定義 ―．千葉大学教育学部研究紀要．2016，64．25-34．
2）文部科学省．主な発達障害の定義について．
