最終更新日 2018/11/07

疱疹

疱疹とは・・・

疱疹(ほうしん、herpes)とは、小水疱または小膿疱が集まった状態である。

【症状】
透明な水様性の内容物があり、被膜を持つ皮膚隆起病変を水疱という。直径5mm以上の大きさのものを水疱、5mm以下のものを小水疱という。一方、水疱の内容物が膿性のものを膿疱といい、白色から黄色にみえる。
疱疹は、ヘルペスウイルス感染症である単純疱疹(herpes simplex)、または帯状疱疹(herpes zoster)を指すことが多い。そのほかには、妊娠性疱疹やデューリング疱疹状皮膚炎などにおいて小水疱が集まった状態を指すこともある。

【治療】
単純疱疹や帯状疱疹の場合、症状の重症度に応じて抗ウイルス薬(アシクロビルなど)の外用、内服、点滴を行う。
妊娠性疱疹の場合、ステロイド外用薬を中心に用い、重症例ではステロイド内服を行う。出産後2~3カ月で消退することが多く、次回妊娠では約90%再発する。
デューリング疱疹状皮膚炎の場合、DDS(ジアフェニルスルホン:diaminodiphenyl sulfone)内服が極めて有効で、そのほか無グルテン食、抗ヒスタミン薬、ステロイド内服が行われることもある。

執筆: 上村恵理

長崎大学病院 高度救命救急センター助教 救命救急センター

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