最終更新日 2018/10/26

卵巣腫瘍

卵巣腫瘍とは・・・

卵巣腫瘍(らんそうしゅよう、ovarian tumor)とは、卵巣にできる腫瘤のことである。割合としては、悪性10%程度、良性90%程度である。

【症状】
無症状のことが多い。まれに腫瘤とともに卵巣がねじれることがあり(卵巣嚢腫茎捻転)、激しい下腹痛で救急外来を受診することがある。腫瘤だけでは症状がないことが多いために、気付かずに放置され腫瘍が大きくなることで腹部症状が出て見つかることもある。

【診断】
無症状のことが多いため、検診などで偶発的に指摘されることが多い。なお、卵巣腫瘍は良性かそうでないかを判別する必要がある。診断には、超音波検査やMRI検査が有用であり、腫瘍の内部の構造や性質などを評価し、最終的には摘出手術をして、病理診断を行う。

【治療】
良性の場合は6cm以上の腫瘤で手術療法を選択することが多い。悪性の場合、手術が可能な状況であればまず手術でできる限り腫瘍を摘出した後に、化学療法が主体となって治療をすることが多い。良性、悪性いずれの場合も、腫瘍の種類によって治療の選択は異なる。

執筆: 㮈本悠嗣

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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