最終更新日 2019/10/25

胸腹式呼吸

胸腹式呼吸とは・・・

腹式呼吸(ふくしきこきゅう、abdominal breathing)とは、呼吸様式の一つである。横隔膜呼吸とも呼ばれる。

呼吸運動は、横隔膜が収縮することと、胸郭が拡張することによって行われる。横隔膜の収縮による呼吸は、横隔膜の下方移動により腹腔内臓器が下方に移動し、腹壁が前方に押し出されることから腹式呼吸と呼ばれる。一方、肋間筋の作用による呼吸は、胸郭の動きが大きくなることから胸式呼吸と呼ばれている。しかし、実際は両方の作用が組み合わさって呼吸は行われており、腹式呼吸が横隔膜の収縮のみで呼吸をしているわけではない。

また、男性は腹式呼吸が多く、女性は胸式呼吸が多いといわれることがあるが、実際は男女どちらとも腹式呼吸の割合が多い。また、乳幼児は腹式呼吸が多いといわれている。

執筆: 井上 彰

明石医療センター 救急科医長 救命救急センター

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