男女の性はどのように決まるの?|細胞の構造と遺伝

『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回は性染色体について解説します。

 

山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長

 

男女の性はどのように決まるの?

男女の性は、受精の時に決まります。ヒトの染色体は23対46本ですが、そのうちの22対はタンパク質合成などの情報を持つ常染色体で、残りの1対は男女の性別の情報を持つ性染色体です。男性の性染色体はXY、女性の性染色体はXXです。

 

卵子や精子は、染色体の数が半分に減る減数分裂をします。男性の生殖細胞である精子はX精子とY精子になり、女性の生殖細胞である卵子はすべてX卵子になります。受精の際に、X精子と結びついた卵子は、性染色体がXXとなり、受精卵の性はY染色体がないので女性になります。一方、Y精子と結びついた卵子は、性染色体がXYとなり、受精卵の性はY染色体があるので男性になります。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版

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