アレルギーになる人とならない人がいるのはなぜ?

『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回はアレルギーに関連する遺伝子について解説します。

 

山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長

 

アレルギーになる人とならない人がいるのはなぜ?

同じ環境にいても、アレルギーを起こす人と起こさない人がいます。これは、アレルギーを促進あるいは抑制する遺伝子が関与していると考えられています。

 

アレルギーを促進する遺伝子が過剰に発現していたり、あるいはアレルギー抑制遺伝子が欠損していると、免疫抑制が外れるため、さほど害を及ぼさないような異物に対してもIgE抗体が作られやすくなります。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版

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