特に小児の場合、チューブを長くするのはなぜ?|点滴静脈内注射

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は小児の場合の点滴静脈内注射に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

特に小児の場合、チューブを長くするのはなぜ?

小児の延長チューブを長めにセットするのは、点滴静脈内注射中のADLを向上させるためです。

 

小児の点滴静脈内注射は24時間連続して続ける場合がほとんどであるため、トイレに行ったり、食事をしたり、遊んだりといった点滴静脈内注射中の日常生活をスムーズに進めるために、成人より長めに延長チューブをつなげます。

 

ただし、延長チューブの連結部が外れていないか、常に確認する必要があります。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

SNSシェア

看護知識トップへ