小児の薬剤量は体重と身長で決めるのはなぜ?|注射

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は小児への薬剤量に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

小児の薬剤量は体重と身長で決めるのはなぜ?

小児に用いる薬剤の量を体重身長で決めるのは、年齢が同じでも体格差があるからです。薬剤事故を防ぐためには、薬剤量を正しく計算することが重要です。

 

実際には、小児の薬剤量の計算には、年齢、体重、体表面積などを基に多くの計算式や表が作られています。理論的にも実際的にも最も優れているとされているのは、体重と身長から計算した体表面積に基づく方法です。年齢から計算できるようにした体表面積の近似法を用いる場合もあります。

 

薬剤の吸い上げ方

バイアルの場合

注射器の内筒に触れないようにして必要薬剤量の空気を入れ、注射針をバイアルのゴムの中央に直角に刺入し、バイアルを逆さにして薬剤を吸います。

 

 

アンプルの場合

アンプルを左手、注射器を右手に持って薬剤を吸引します。薬剤が少なくなるに従って、注射器とアンプルがV 字型になるよう傾けます。

 

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

SNSシェア

看護知識トップへ