呼吸のしくみ|からだずかん【21】

『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』(KADOKAWA)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は2章『呼吸器系』より、「呼吸のしくみ」について解説します。

 

著:角野ふち
 

 

呼吸のしくみ

肺のなかに空気が出入りする、このしくみを換気といいます。

とはいっても、肺は自ら膨らんで換気をするわけではありません。

 

前述した通り、筋肉と骨が動くことで肺が伸ばされ膨らむことができます。

そして、膨らんだ肺は自ら縮むことができます(=肺弾性収縮力)。

 

膨らんだ肺が自ら縮もうとする性質である「肺弾性収縮力」を解説した図。 肺が胸郭と引き合う様子や、空気を押し出して縮むイメージがキャラクターを用いて描かれている。

 

イメージしてみる

ガラスびんや風船を用いて、胸郭・肺・横隔膜などの呼吸に関連する器官の構造をモデル化した図。 びんの中を胸膜腔、底のゴム膜を横隔膜に見立てて、実際の解剖図と比較しながら呼吸の仕組みを視覚的に解説している。

 

吸息と呼息

肺の空気の出入りには圧力が関係してきます。

ガラスビンのように密閉された空間(胸膜腔(きょうまくう))があり、常に圧力が低い(陰圧(いんあつ))状態を保っています。

 

呼吸の仕組みを解説するイラスト。瓶と風船の模型を使い、横隔膜が下がると胸腔内が陰圧になり肺が膨らむ(吸気)、横隔膜が上がると圧が上がり肺が縮む(呼気)というメカニズムを対比させている図解。

 

 

[出典] 『ゆるっとポップな解剖生理学 からだずかん』 (著者)角野ふち (監修)嵯峨 堅、能間 国光/2024年5月刊行/株式会社KADOKAWA

 

著者プロフィール
角野ふちプロフィール

角野ふちXInstagram

看護師、保健師、イラストレーター。

 

人のからだをかわいくポップなイラストで解説するコンテンツ『からだずかん』を、SNSやWebサイトで発信。

イラストを手がけた書籍に『薬メモ!』(大田和季著・じほう)、『みんなの救命救急科』(三谷雄己著・中外医学社)など。

日本メディカルイラストレーション学会会員。

 

webサイト: からだずかん
ショップ: ぞーきーず

 

 

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