ついに告発!看護部長の反応は…?|マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌(32)

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もも子や星川さんが受けてきた、浜田師長からのイジメをついに告発!だけど…

次期副部長と噂されている人気者の青木師長と、師長といえども人望ゼロの浜田師長は、なんと52才同じ年齢の同期!!正義感あふれる青木師長は、浜田師長に愛情があるからこそ、間違いを指摘したい!そんな思いに触発されたもも子は、

今日、とうとう部長に直訴したのでした。…しかし、看護部長からは、「ふぅん…まぁ両方の意見を聞いてみないとね…。でも言われただけで実害は出ていないんでしょう?」と言われてしまいます。実害と言われ、『出とるやないの!!』と驚きを隠せないもも子。

もも子は、「イヤイヤイヤ!辞めてる人もいますし…」と反論しますが、看護部長は、「だからその証拠を出さないとだめなのよ…。病院は組織だから一人だけの言うことで断罪なんてできないでしょ?」と取り合ってくれません。その様子をみて、もも子は青木師長がハラスメント委員会まで立ち上げて、自分を星川さんに会わせた理由がわかりました。「証人や証拠をもっと出してちょうだい。」と一点張りの看護部長をみて『この人、改善する気ゼロなんだ!』ともも子は感じます。

今まで黙っていた青木師長が、「それなら部長。ここは公立病院なので、あなたの免職に向けて動きます。」と言いました。その発言に、「エ!?」と看護部長ももも子も驚いて青木師長を見つめました。青木師長は続けて、「数年に渡って私は訴えてきましたよ。辞めたナースの声もちゃんと記録して提出してます。」と言いました。

青木師長に「認めたらどうです?どうせ部長も浜田さんに弱み握られてるんでしょ?」と言い寄られ、下を向いて黙る看護師長を見て、もも子は『え!?』と息を飲みました。「以前オペ室勤務の時…」と話し始める青木師長の言葉を「…もういい。わかってます。」と遮る部長。

『えぇぇー!何、オペ室勤務の時って…』と思うもも子をよそに、青木師長は「とにかく浜田さんには色々借りがあるんですよね。でも駄目ですよ、情で動いては!こういう時は冷静にドライに決断しないと!」と看護部長に指摘すると、看護師長は、「……そうね…」と静かにつぶやくのでした。

 


【著者プロフィール】

広田奈都美(ひろた・なつみ) HP

漫画家・看護師。某地方総合病院にて勤務後、漫画家としてデビュー。著書は「僕達のアンナ」(集英社)、「お兄ちゃんがコンプレックス」、「ママの味・芝田里枝の魔法のおかわりレシピ」(秋田書店)他。

 

看護roo!での連載に、「ブランク16年の私が看護師に復帰した話」「おうちで死にたい~訪問看護の現場から~」「モンスター患者~みんなが困り果てた金田さんのこと~」。
 

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