看護用語辞典 ナースpedia キーワード:病識

病識とは・・・

病識(びょうしき)とは、患者自身が病的な状態にあると自覚することを指す。(insight into disease)。

病識の程度は患者によって異なり、病気の症状や特性など正しく認識でき判断する場合もあれば、病気の内容が分からない状態でなんとなく自分は病気と感じる場合もある。

病識という言葉は、もともと精神医学の分野で使い始められ、病識がない場合に用いられる。
それは、精神疾患の一つである総合失調症の患者のほとんどが、病識がなく自分が病的状態であることを認めないという特有の症状があるためで、この症状を「病識の欠如」と呼ぶことが多い。
病識の欠如は、治療を拒否してしまうことがあり、治療が遅れたり悪化する要因とされるため、病識を持たせることが重要になる。このため、病識の出現程度が、症状の軽減や消失などの目安となっている。

総合失調症以外では、仕事など日常生活に影響を及ぼすことを嫌がり、病気を認めないようにする場合、病識がないと判断されることがある。また、病識に欠けていると、途中で通院や投薬をやめてしまうなど、治療に差し障りを生じることがある。

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