最終更新日 2019/02/13

ケモカイン

ケモカインとは・・・

ケモカイン(けもかいん、chemokine)とは、サイトカインの一種で、その中でも主に、白血球の遊走を誘導するもののことを指す。細胞から放出され、細胞間の相互作用を媒介するタンパク質である。

現在では50種類以上のケモカイン分子が報告されている。ケモカインは分子量が8,000~12,000程度の小分子で、一般的には塩基性タンパク質である。それぞれの立体構造は非常に類似している。

ケモカインは、7回膜貫通型Gタンパク質共役受容体(GPCR)を介して作用する。現時点ではケモカイン受容体は19種類が同定されており、一つの受容体が複数のケモカインと結合可能である。

ケモカインのサブファミリーは、CXC、CC、C、CX3Cなどに分類される。1987年に同定されたIL-8を代表とするCXCケモカイングループは主に好中球を遊走し、CCケモカイングループは単球やリンパ球の遊走に深く関与している。

執筆: 栗林真悠

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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