最終更新日 2019/12/11

カリウム

カリウムとは・・・

カリウム(かりうむ、Potassium;K)とは、陽イオン電解質の一つである。体内の総カリウム量は3000 mEqあるいは約50~75mEq/kgで、そのうち98%以上が細胞内に存在する。通常、人は食事などから1日に2,000~2,500 mgの摂取が求められている。体内にカリウムが入るとはじめは細胞外液に分布するが、直ちに細胞内へ取り込まれ、その後はゆるやかに尿中へ排泄される。細胞内外のカリウム濃度差は、細胞膜のNa-Kポンプ(Na-K-ATPase)によって保たれている。また、カリウムの90%は腎排泄であり、そのうち90%近くが遠位尿細管で再吸収される。

【基準範囲】
血中のカリウム(血清カリウム)の基準範囲は、3.6~4.8(3.5~5.0) mEq/L(mmol/L)である。
血清カリウム濃度が5.0 mEq/L以上の場合を高カリウム血症、3.5mEq/L以下の場合を低カリウム血症という。


引用参考文献
1)K. Boddy,et al.The relation of total body potassium to height, weight, and age in normal adults.J Clin Pathol.25(6),1972,512-517.(PMID:4625433)

執筆: 栗林真悠

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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