与薬原則の6つのR

『根拠から学ぶ基礎看護技術』より転載。
今回は与薬原則について解説します。

 

江口正信
公立福生病院診療部部長

 

〈目次〉

 

与薬までの確認の手順

いかなるときでも、与薬原則6つのRを確認しましょう。また、ミスを防ぐためにも指差し呼称をしましょう(図1)。

 

図1与薬までの確認の手順

与薬までの確認の手順

 

与薬原則6つのR

  • 正しい患者 〔 Right patient 〕  同姓同名、似たような名前の患者さんと間違えないように確認します。
  • 正しい薬物 〔 Right drug 〕  似たような名称、似たような剤形に注意します。同じ名称でも濃度のちがう薬物があります。
  • 正しい目的Right purpose 〕  何を目的にして、薬の指示が出されているかを理解しましょう。
  • 正しい容量Right dose 〕  指示された薬物の単位を確認しましょう(g、mg、μg、mL、mEq、U、IUなど)。同じ薬剤でも1錠、1アンプル、1バイアル当たりの薬物量が違うものもあります。
  • 正しい方法Right route 〕  与薬方法により薬効が異なります。
  • 正しい時間 Right time 〕  指示どおりの日時・曜日かどうかを確認します。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術』 (編著)江口正信/2015年3月刊行/ サイオ出版

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