先生の片想いの相手って…｜マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌（89）

2019/06/25

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夫に対して、「この人じゃないのかも」という気持ちが膨らんだり、落ち着いたり。もも子は、息子のかずくんを寝かしつけながら、『夢見ていた結婚生活ってどんなだったかな。最近すごく考える…』と思いました。『旦那さんと仲良く家事はシェアして、給料もそれなりにもらってるからそろそろマイホーム。』とたらればを想像しました。

『現実は私が働いて、夫は家事育児…。夫は趣味の小説書きを仕事にと夢見る中2病。』と旦那のことを分析しました。旦那をクズだと思いつつ、作家のクズエピソードをググりながら『こんなもんなのかも…？子どもはスクスク育ってるし…皆健康で借金なし。ならこれはこれでOKなんじゃないか。』と考えはじめました。

『思う!!けど!!何なの私…やだなー変な気持ちだな』と納得しきれない自分がいました。そして、『くるみちゃんにモジャ先生と会えるって聞いてから、頭がモヤモヤする…。』と思うのでした。翌日、出勤すると焦った松本さんに声をかけられました。

松本さんはもも子を見つけるなり、「大変!草壁先生が私に話があるって!こんどお茶でもって…。」と言いました。詳しく聞くと、外来が始まる前に、草壁先生に「この間のこと気になってて…。僕で良ければ相談にのりたいなと思って…。」と言われたそうなのです。

松本さんは、なにも察していない草壁先生に『本当に人の気持ちわかってないんだな…これがお坊ちゃまってやつなのか…』と呆れながら、やんわり断りました。それでも相談にのることにこだわる草壁先生に、カチンときた松本さんは、

「別に義務感で聞いてくれなくていいです。」と少し強めに言いました。草壁先生は諦めずに「ただ松本さんの本当の気持ちを聞きたいと思って…。自分の気持ちを正直に言ってないですようね？何か隠してる。だから本当の気持ちを知りたいだけです。それって大事なことだと思うんです。」と言いました。

そういうと約束をして草壁先生は行ってしまった…ということらしいのです。もも子は興奮して、「いいじゃん！それって松本っちゃんに気があるんじゃ！！」と喜びました。しかし、草壁先生の気持ちを知る松本さんは、心の中で『ねぇよ』とつぶやきました。そして、「私…草壁先生の好きな人知ってるから、それはない…」とつぶやきました。するともも子は「誰!?」とのんきに言います。