病院見学を控えた看護学生のみなさん。「何を質問すればいいか分からない」「質問しないと印象が悪い?」と不安に感じていませんか?
この記事では、看護学生が病院見学で聞いておきたい質問例24選と、質問する際のポイントを解説します。紹介する質問例は、インターンシップや合同説明会の場でも応用可能です!
病院見学は就職先を決めるための判断材料を集める絶好の機会です。ぜひ積極的に質問してみましょう!
病院見学でオススメな質問例24選【カテゴリ別】

看護学生が病院見学をする際にしておきたい質問を、カテゴリに分けて紹介します。 自分が特に知りたい内容に合わせて準備しておきましょう。
看護師の働き方について質問してみよう!
<おすすめの質問>
- 何年目くらいの看護師さんが多いですか?
- 新卒看護師は毎年どれくらい入職していますか?
- 看護師の1日のスケジュールを教えて下さい。
- どんな看護方式をとられていますか?
- 産休・育休明けの職場復帰率はどのくらいですか?
働き方に関する質問では、職場の人員構成や日々の業務の流れ、チームの動き方を確認します。
年齢構成や新卒の採用状況から「人材が定着している職場か」、1日のスケジュールや看護方式から「自分に合った働き方ができそうか」を判断する材料となります。
また、産休・育休の実績は、ライフステージが変わっても長く働き続けられる環境かどうかを見極めるポイントです。
見学Point!こんなところも見てみよう
- 看護師の年代のバランスはどう?
- 看護師の表情は?会話はどのくらいある?
- 病棟内が常にバタバタしていない?
働いている看護師の様子や慌ただしさを実際に見て、働きやすい雰囲気かどうかを確認しましょう。
1年目の流れについて質問してみよう!
<おすすめの質問>
- 配属はどのように決まりますか?
- 夜勤の開始時期はいつ頃ですか?
- はじめての受け持ちは何人ですか?
- 新人教育はどのような体制で行われていますか?
- 研修期間はどれくらいですか?
これらの質問では、入職後の具体的なステップや新人教育の体制を確認します。
配属の決まり方や夜勤開始時期、受け持ち患者数を知ると、「自分のペースで成長できる職場か」を判断できます。
また、新人教育の体制は、新人看護師の成長を大きく左右する重要なポイントです。
「プリセプター制度」や「ローテーション研修」の有無などを確認して、自分の学び方に合うかどうか検討しましょう。
見学Point!こんなところも見てみよう
- 若手と中堅のコミュニケーションは良好そう?
- 見学中の看護学生とすれ違うときに挨拶してくれる?
若手と中堅の関係性や見学者への対応から、新人教育を大切にする職場風土かどうかのヒントを得られます。
患者さんの傾向について質問してみよう!
<おすすめの質問>
- どんな疾患、状態の患者さんが多いでしょうか?
- 入院患者さんの自立度は、どのくらいの方が多いですか?
- 1日でどのくらいの入退院数がありますか?
- ベッドの稼働状況はどのくらいですか?
患者さんの疾患や状態、自立度を知ることで、日常的に行うケアや処置の内容が具体的にイメージでき、「自分が身につけたいスキルが磨けそうか」を確かめられます。
入退院数やベッドの稼働率からは、業務の忙しさや現場のペースを具体的にイメージするのに役立つでしょう。
見学Point!こんなところも見てみよう
- 患者さんやご家族への向き合い方・対応はどう?
- 患者さんは居心地よさそう?
患者さんの表情やご家族への接し方から、丁寧なケアを実践するだけの人手と対応力があるかどうかがうかがえます。
設備・環境について質問してみよう!
<おすすめの質問>
- 電子カルテは導入されていますか?
- 看護記録はどのような形式でつけられていますか?
- ナースコールのシステムはどのようなものですか?
- インカムなど、スタッフ間の連絡ツールは使用していますか?
業務に関わるツールや設備が整っているかどうかは、日々の仕事のしやすさに影響します。
病院見学では実物を見ながら説明を受けられ、看護師の働きやすさにどのような工夫がされているかが把握できるため、積極的に聞いておきたい項目のひとつです。
電子と紙カルテと併用しているかどうかなど、詳しい使用状況を質問してみましょう。
見学Point!こんなところも見てみよう
- 医療機器は新しい?メンテナンスはされていそう?
- 病棟に清潔感はある?
- 廊下の幅は十分?移動しやすい導線になっていそう?
病棟内が雑多であると、忙しくて環境整備まで手が回っていない可能性も考えられます。働くうえでの快適さや動きやすさ、安全面を確認するためにも、設備の配置や病棟全体の環境はしっかり見ておきましょう。
教育・研修体制について質問してみよう!
<おすすめの質問>
- どのような院内勉強会がありますか?開催頻度はどのくらいでしょうか?
- 資格取得などのスキルアップに対する支援制度はありますか?
- 院外研修への参加は可能ですか?費用補助はありますか?
- 専門看護師・認定看護師は何名在籍していますか?
教育や育成へのサポートにどのくらい力を入れているかを知ることは、自分の希望する将来像に向かってスキルを磨ける環境かどうかを見極める重要なヒントとなります。
働きながら成長し続けられる職場かどうかの判断材料にしましょう。
見学Point!こんなところも見てみよう
- 研修スケジュールやラダー表など、教育に関する掲示物はある?
- ナースステーションに参考書やマニュアルは置いてある?
教育に力を入れている病院は、研修予定表や学習資料が目につく場所に掲示・配置されていることが多いので、実際の掲示物もチェックしてみましょう。
就活の対策方法について質問してみよう!
<おすすめの質問>
- どのような看護師を求められていますか?
- 学生のうちからやっておくべきことはありますか?
採用側が大切にしている人物像や求める姿勢を知ることで、自己PRや志望動機に活かせます。
また、前向きな姿勢や意欲をアピールすることにもつながります。
病院見学で質問するときのポイント

質問例を参考にしながら、以下のポイントを押さえることで、より有意義な情報が得られます。
具体的に聞く
「プリセプターとの面談はどのくらいの頻度でありますか?」「1年目の研修は月に何回くらいありますか?」など、具体的に聞くことで、より詳しく実態に即した情報が得られます。
数字や頻度、具体的な仕組みを聞くことを意識しましょう。
「なぜ知りたいのか」を添える
質問の背景や意図を伝えることで、相手はあなたの関心に合わせた回答をしてくれやすくなります。
たとえば「認定看護師を目指しているので、資格取得の支援制度について教えてください」のように、自分の希望や目標を添えて質問すると、より詳しい説明や具体的な事例を教えてもらえるかもしれません。
前向きな姿勢のアピールにもつながるため、質問する理由を添えて聞いてみましょう。
複数の病院で同じ質問をする
複数の病院を見学する場合、同じ質問を各病院でしておくと、回答の違いから病院ごとの特徴や方針の違いが明確になります。
「配属はどのように決まりますか?」という質問への回答が、ある病院では「本人の希望を最優先」、別の病院では「適性を見て配属」といった違いがあれば、自分に合った環境を選ぶ判断材料となります。
見学後に比較しやすいよう、回答をメモに残しておくことも大切です。
病院見学では必ず質問しないといけないの?
質問は必須ではありません。ただし、病院見学は職場のリアルな姿を確かめられる貴重な機会です。 自分に合った職場かどうかを見極めるために、質問を通じて理解を深めることがとても大切です。
また、積極的に質問する姿勢は、「この病院で働きたい!」という意欲を伝えることにもつながります。
見学中に質問できなかった場合でも、気づいたことをメモに残しておき、後日メールで質問したり、面接の場で確認したりもできます。焦らず、自分のペースで情報を集めていきましょう。
避けたほうがいい質問はある?
病院見学ではなるべく質問をした方がいいですが、おすすめできない質問もあります。
給料や残業、休暇など待遇に関することや人間関係についての質問ばかりをするのは避けましょう。
気になる点ではありますが、そればかりだと「条件面でしか見ていないのかな」という印象を持たれてしまう可能性があります。
これらの質問は見学の終盤で、1~2点程度に抑えて聞くのが無難でしょう。
また、病院のホームページなどを調べればわかることを質問するのも、準備不足と捉えられる可能性があるため、なるべく避けたいです。
病院見学に行く前には、ホームページやパンフレットなどをよく調べてから聞きたい質問をまとめておきましょう。

気になる病院を探して資料請求してみよう!
質問を準備して、自分に合った病院を見つけよう
病院見学では、事前に質問を準備しておくことで、職場のリアルな情報を集められます。
この記事で紹介した質問例を参考に、自分が特に知りたいポイントを整理しておきましょう。
参加当日は、看護師の先輩方や患者さまに失礼のないよう、あいさつや振る舞い方にも気をつける必要があります。
参加前に押さえておきたいマナーを押さえつつ、聞きたい内容を準備して万全な姿勢で病院見学に臨みましょう!





