看護学生がインターンシップや病院見学会・説明会に参加するとき、気をつけたいマナーがあります。採用面接と共通したマナーもあるので、早めに身につけておいて損はありません。
インターンシップや病院見学会に参加するときに押さえておきたいマナーを押さえ、しっかり準備しておきましょう!

病院の見学会・インターンシップに行ってみよう
参加前に準備しておくこと

時間や身だしなみを守ることが、まずは一番のマナーです。参加直前になって慌てないように、前もって次の4つを確認しておきましょう。
参加案内をよく読む
参加案内のメールなどをよく読み、当日の詳細や服装・持ち物などを確認しましょう。参加案内には「見学希望の診療科」など、参加前の返信が必要な場合もあるので注意です。
迷惑メールに自動振り分けされないように、メールの受信設定にも気をつけます。
交通手段・移動時間を確認する
当然ながら遅刻はマナー違反。交通手段や移動にかかる時間をあらかじめチェックし、余裕を持って予定を立てましょう。本院・分院がある病院や、複数の施設があるグループ病院の場合は開催場所にも注意です。
服装はビジネスマナーを守る
インターンシップや病院見学会・説明会の服装は、ビジネスマナーを守ったスーツが基本です。「私服」と書かれていてもTシャツで良いわけではありません。「面接と同じ服装」で参加しましょう。また、院内を移動するので、カツカツと音が鳴るような靴はNGです。
オンライン開催の場合もスーツ着用が良いでしょう。
持ち物は早めにそろえる
指定された持ち物リストを確認し、早め早めに用意しておきましょう。実習着(白衣)やシューズなどはシワや汚れがないかもチェック。指定の持ち物が特にない場合も、筆記用具・メモ帳、学生証、マスク、印鑑などは持っておくと安心です。
インターンシップのバッグは?リュックでもいい?
インターンシップでは、実習着(白衣)とシューズが必要な場合がほとんどです。リクルート用のバッグだけでは入りきらないので、サブバッグを追加で持つのがおすすめです。サブバッグは無地のトートバッグなど、シンプルなものを選ぶとよいでしょう。
また、荷物が多くなることは病院側も理解しているので、リュックで参加するのも可。ただし、黒のシンプルなリュック(ビジネスリュック)を選び、カジュアルなデザインは避けます。

参加当日のマナーと注意点

参加当日は、看護師の先輩方や患者さまに失礼のないよう、あいさつや振る舞い方に気をつけましょう。
10分前には到着して受付をする
余裕を持って到着し、病院に入る前に身だしなみを整えます。冬のコートは玄関前で脱いで手に持ちます。もしも遅刻しそうな場合は必ず電話で連絡を入れましょう。
あいさつや質問はハキハキと
受付や担当者へのあいさつ、質問はハキハキと伝えましょう。明るい表情や丁寧な話し方は、それだけで好印象です。話を聞くときも気を抜かず、相手の目を見る・うなずく・メモをとる・返事をするなど「真剣に聞いている」と感じられる態度を心がけます。
感謝と配慮を忘れずに
先輩看護師は業務が忙しい中で、患者さまは入院治療を受けている中で対応してくださっています。感謝はもちろん、患者様の状態・お気持ちへの配慮を忘れないようにしましょう。
お礼状は当日のうちに
インターンシップや病院見学会・説明会に参加したら、当日のうちにお礼状・お礼メールを送るとよいでしょう。下の記事で紹介している「例文」を参考にすれば大丈夫です。感謝の気持ちを伝えつつ、良い印象を残しましょう!

病院の見学会・インターンシップに行ってみよう






