就活の面接では最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれることがよくあります。
いわゆる「逆質問」ですが、何を聞くのが正解か分からず悩む看護学生さんも少なくないでしょう。
逆質問は、入職への意欲や関心を伝えられる機会です。この記事では、逆質問のコツや「これさえ聞いておけば安心」という16の逆質問を紹介します。
逆質問はしたほうがいい?好印象な逆質問をする3つのコツ

新卒看護師の面接において、逆質問はアピールのチャンスでもあるので、できる限りしたほうが採用担当者に良い印象を与えられます。
ここでは、逆質問の3つのコツを解説します。
自分の興味・関心を伝える
新卒看護師の面接では、成長意欲があるかどうかが注目されるポイントの1つです。
逆質問を通して、特定の分野への関心や学ぶ意欲を伝えられると、「学ぶことに前向きな姿勢がある」という印象を持ってもらいやすくなります。
<例>
実習で急変時の対応を間近で見る機会があり、さらにスキルを磨きたいと考えています。貴院では急変対応に関する勉強会はありますか?
志望先の魅力・特徴を絡める
採用試験を受ける病院への志望度の高さや入職への熱意も、大切な評価ポイントです。
病院の理念や方針などに触れながら質問できると、事前に病院についてよく調べていることが面接官に伝わり、「この病院に入りたい」という意欲をアピールできます。
<例>
貴院が理念に掲げる「人の心を大切にする医療」に強く共感しています。入職までに学んでおくべきことや、読んでおくとよい書籍などがあれば教えていただけますか?
ミスマッチを防ぐ意思を見せる
逆質問では、自分の考えに合った職場環境かどうかを確かめることも重要です。
新卒の場合、「実際にどんな環境で働くのか」「どんなサポートを受けられるのか」を具体的に聞くことで、入職後のギャップを減らせるでしょう。
採用担当者にも、「長く働くために病院についてよく知ろうとしている」という誠実な印象を与えます。
<例>
貴院ではどのような看護師が活躍されていますか?特徴や求める人物像などあれば教えていただけますか?
面接でそのまま使える!新卒看護師の逆質問16選

「コツは分かったけど、どうしても良い逆質問が思いつかない…」という人に向けて、面接でそのまま使える具体的な逆質問の例を16選紹介します!
面接官の評価ポイントを意識しながら、自分に合った質問を選んでみてください。
成長への意欲を伝える質問例
- 〇〇の分野に興味があるのですが、外部の研修会への参加支援制度などはありますか?
- 院内の勉強会はどのようなテーマで、開催頻度はどのくらいでしょうか?
- 新人看護師が夜勤に入るまでに、どのようなステップがありますか?
- プリセプター制度以外に、新人をサポートする仕組みがあれば教えていただきたいです。
- 振り返りや面談の機会は、どのくらいの頻度で設けられていますか?
- 成長が早い新人看護師に共通する行動や姿勢があれば教えてください。
これらは「着実に成長したい」という誠実な意欲を伝えられると同時に、病院の教育体制が自分に合っているかどうかを確認できる質問です。
主体的に学ぼうとする姿勢を見せることで、「この人なら安心して任せられそうだ」という信頼感にも繋がります。
入職への熱意をアピールする質問例
- 貴院が掲げる〇〇のような看護を実践するために、入職前に学習しておいたほうがよいことはありますか?
- 貴院で看護師として活躍する上で、大切にすべき資質や心構えがあれば教えてください。
- 新人看護師にはどのような成長を期待していますか?
入職することを前提に、「できることは何か」を問う質問は、志望度の高さが採用担当者に伝わりやすいので、おすすめです。
病院の理念に触れた質問は、事前にしっかり調べていることの証明にもなり、面接官の印象にも残りやすいです。
職場の雰囲気を確かめる質問例
- 貴院では、何年目くらいの看護師の方が多く活躍されていますか?
- チームで看護を進める上で、貴院が大切にしている取り組みはありますか?
- 一つの病棟には、何名くらいの看護師が配置されていますか?
- 看護師の方の一日のスケジュールを教えていただけますか?
- 困ったときに相談しやすい雰囲気づくりで意識していることはありますか?
職場の雰囲気やチーム体制を具体的に確認できると、入職後のミスマッチを防げるだけでなく、採用担当者にも「長く働くために真剣に考えている」という印象を与えます。
安心してスタートを切るためにも、チーム内での連携スタイルや、一緒に働くスタッフの層(ベテランと若手のバランスなど)を把握し、職場の雰囲気や忙しさを推測してみましょう。
配属・希望を確かめる質問例
- 配属先は、本人の希望や適性をどのように考慮していただけますか?
- 配属後、他の診療科をローテーションする機会はありますか?
新卒看護師の多くが気になる「配属先」についても、「病院の方針を知りたい」という姿勢で質問することで、関心の高さや柔軟性をアピールできます。
注意!新卒看護師が避けるべき3つのNGな逆質問
逆質問に正解はありませんが、聞き方を間違えると「意欲が低い」「準備不足」というマイナス評価につながる「損をする質問」があります。
典型的なNGパターンを3つ紹介するので、面接前にチェックしておきましょう。
待遇や人間関係をストレートに聞く質問
「残業は多いですか?」「職場の人間関係はどうですか?」など、待遇や人間関係について、面接で直接的に聞くのは避けるのが無難です。
気になるところではあると思いますが、場合によっては「待遇重視で仕事への意欲が低い」という印象を与えてしまう恐れがあります。
どうしても聞きたいときは、以下のように言い換えると良いでしょう。
- 残業は多いですか?
→みなさんは、業務後どのように過ごされていますか? - 夜勤はきついですか?
→夜勤のシフト制や夜勤前後のフォロー体制について教えてください
「働く環境を知りたい」という前向きな姿勢を示せる聞き方に言い換えることが重要です。
ただ、面接はあくまで「自分をアピールする場」と捉え、給料や残業、人間関係に関する質問は、できれば病院見学会や内定後に聞くのが良いでしょう。
調べれば分かる質問
病床数や診療科など、病院のパンフレットやホームページを見ればわかる内容を聞くと、準備不足に見える可能性が高いのでNGです。
基本情報を調べた上でもう一歩、踏み込んだ質問ができると、入職意欲をアピールすることができます。
- どんな診療科がありますか?
→貴院は〇〇科に力を入れていると伺いましたが、新人が配属される可能性が高い診療科はどちらでしょうか? - 教育制度はありますか?
→プリセプター制度があることは存じていますが、具体的にどのような流れで新人をサポートしていただけますか?
「特にありません」という回答
必ずしも減点になるわけではありませんが、「特にありません」と答えてしまうと「関心が薄い」と受け取られる可能性があります。
時間や説明の内容に合わせて調整できるよう、3問程度準備しておくと安心です。
「緊張で忘れそう…」という方はメモを持参しても問題ありません。質問をする前に、「メモを取らせていただいてもよろしいですか?」と一言伺ってから、メモ帳を取り出すようにしましょう。
そのほか、採用担当者に好印象を与えられる服装や髪型などを含めた「面接のマナー」について、次の記事で解説しています!
逆質問を準備して自信を持って面接に臨もう
逆質問は、あなたの意欲を伝え、入職後のミスマッチを防ぐ大切な機会です。
「この病院で働きたい」「成長したい」という気持ちが伝わる質問を、自分の言葉で素直に伝えてみましょう。
事前に準備して、自信を持って面接に臨んでくださいね。

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