退職までの流れ

ドラマなどでよく「辞表」を提出し、次の日には辞めている…というシーンを見かけますが、現実には法律で「退職日の14日前までに退職の意思を伝えなければならない」と定められています。

まず病院側に退職の相談をし、退職願を提出した上で、引継ぎをしっかり済ませてから辞める…時間を掛けて段階を踏むことが、スムーズかつ円満な退職の流れです。

1. 動き出すタイミングをはかる(就業規則の確認・家族の同意を得る)※退職日の1~2ヶ月以上前

「退職日の1ヶ月前には遅くとも退職願を提出する」というのが一般的。それを意識した上で、いつ頃退職するか、上司にいつ伝えるかなど、退職に向けたスケジュールを立てます。

但し、病院の就業規則によっては、「退職日の○ヶ月以上前に、退職の意思を伝えること」など、退職にまつわる規則が定められていることも。あらかじめ確認しておきましょう。

後々になって反発されないよう、この頃から自分の家族にも転職することを説明しておくとブナンです。

2. 退職の意思表示・上司面談

まずは直属の上司(看護師長)に「退職したいのですが…」と相談を持ちかけます。

その後、看護部長との面談を経て、退職の手続き方法を知る事務長面談へと進みます(病院により異なります)。

ポイントは、ソフトに「相談」を持ちかけること。一番関わり合いのあった直属の上司を味方につけることで、問題なく辞められるよう協力してもらいましょう。間違ってもいきなり退職願を一方的に突きつけないように。

3. 病院側と相談しながら正式な退職スケジュールを決定する

退職日は、病院側の都合も聞きながら決めましょう。引継ぎやシフト都合を考慮し、最低でも1ヶ月以上先の日に。

病院の就業規則でより長い日が決められている場合は、そちらに従いましょう。

同様に、引継ぎや退職手順など…退職日までに必要な事柄のスケジュールについても話し合います。

引継ぎや退職手順などについても就業規則で定められている場合はそれに従いましょう。

4. 退職願の作成・提出

退職希望日が決まったら、退職願を作成します。

前述の通り、退職日の1ヶ月前までに上司へ渡しましょう。この際、直接手渡しすることが原則です。

些細な反感が引き止めに繋がりますから、上司ができるだけ忙しくない時間帯に手渡した方がスムーズです。

5. 後任者への引継ぎ ※退職の1ヶ月以上前

担当業務を後任の人にしっかりと引き継ぎます。

特に、自分だけが行っていた業務などはマニュアルを作成して渡しておくなど、後任が困らないよう念入りな対応がオススメ。

人に教える経験は、自分のスキルアップにも繋がります。

後任者に少しでも不安を与えないよう、できるだけ丁寧に。中途半端な引継ぎをすると、辞めてから「あれってどうやるの?」といちいち電話がかかってくる事態に。

6. 荷物の整理・備品の返却 ※退職日の前日から

身の回りの片付けは、早くても前日から。あまり早くから始めると悪印象の元ですから、最終日に周りの様子をうかがいながら始めると良いでしょう。

退職にあたり、返却が必要なもの、次の職場に入るために受け取るものがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

詳しくは次のページ「退職時に受け取るもの、返すもの」を参照。