面接当日の流れとポイント
院内に入る前に身だしなみを再度チェックしておきましょう。
受付をするのは面接の5~10分前がベストなマナー。
施設によって異なりますが、面接は平均して30分程度行われることが多いです。
面接では、面接官が書類を見ながらいくつかあなたに質問をしたり、逆に質問がないか聞かれることも。
面接官からの質問にきちんと答えられるように、例文をチェックしておきましょう。
面接が終わったら、面接官に挨拶をして退出します。
面接が終わるとつい気が緩んでしまいますが、身だしなみをすぐに崩したり、スマホを触ったりするのはNG!
最後まで気を抜かずに病院を後にしましょう。
面接までに準備しておきたい5つのこと
1よくある質問に備える
面接でよくある質問には、以下のようなものがあります。
- 志望動機、退職理由
- 自己紹介、自己PR
- 長所と短所
- 看護観、看護のやりがい …など
想定質問集の例文をチェックして、面接の対策をしておくと安心です。
2逆質問の準備をする
面接では、応募者の入職後のギャップを防ぐなどの目的で、「なにか質問はありますか?」と聞かれることがあります。
次の内容について質問をすると、意欲的な姿勢がアピールできます。
- 職場の雰囲気
- 具体的な働き方
- 研修や勉強会 …など
質問を3つほどメモに書いておき、面接のときにメモをとりながら聞けると良いです。
3面接のマナーをおさらい
面接では、社会人として常識的な行動ができるかをチェックされています。
最低限のマナーとして、
- 挨拶とお辞儀をする
- 正しい敬語・敬称を使う
- ゆっくりはっきりと相手に伝わるように話す
- 自然な笑顔を意識する
ということは意識しましょう。
面接の場面別の詳しいポイントも、事前にチェックしておくと安心です。
4服装を決める
面接での服装・身だしなみは合否を左右するほど重要です。
特に、以下の3点に注意すると、面接官からの印象が良くなります。
- 清潔感
- 落ち着いたカラー使い
- シンプルなアイテム
社会人としてふさわしい服装やチェックポイントをチェックしておきましょう。
5持ち物を確認する
面接当日の持ち物は、必ず前日までにチェックしておきましょう。
病院から指定があることも多くあるので、忘れずに。
例文|面接でよくある質問と回答例
志望動機を教えてください
急性期病院の内科病棟で5年間勤務してきました。
急性期病棟でも認知症の患者様が年々増えており、お一人お一人の多様な症状に苦慮することもあり、より深く認知症ケアに携わりたいという思いが強くなりました。
貴院は、ユマニチュードの実践を取り入れるなど、認知症ケアにとりわけ注力されています。
ぜひ貴院の一員として「患者様との『人と人との関係』を大切にする看護』に取り組みたいと思っております。
長所と短所を教えてください
私の長所は穏やかな性格です。
気持ちの浮き沈みがあまりないので、周りからよく「いつも安心して話せる」と言ってもらえます。
一方で、場の空気を気にするあまり、人と意見が異なったときに自分の主張を強く言えないところがあります。
そうした自分の短所を意識し、必要なことはきちんと言うように、常に心がけています。
自己紹介をしてください
看護るうと申します。
〇〇看護大学を卒業後、〇〇病院で3年間、小児科に勤めておりました。
小児看護をする中で、病気や障害のあるお子さんとご家族の生活により密着した看護をしたいと考え、小児の在宅ケアを行っていらっしゃる貴施設を志望いたしました。
本日はよろしくお願いいたします。