初めての就職活動で、「いつから始めたらいいの?」「出遅れたらどうしよう」と不安になっていませんか?
看護学生は実習や国家試験対策と並行して就活を進めなければならず、スケジュール管理が大変ですよね。
この記事では、看護学生の就活が始まる時期や、内定までのスケジュール感、就活を成功させるポイントまで最近の傾向を踏まえて解説します。
早めに就活の流れを把握しておけば、気持ちに余裕を持って採用試験に臨めるでしょう。
就活はいつから始めるべき?

就活は最終学年の1年前、つまり専門2年/大学3年になると同時に始めるのが一般的です。
多くの看護学生は専門2年/大学3年の4〜5月に、気になる病院の情報を集めたり、インターンシップや合同説明会の日程を調べるなどして、就活をスタートします。
ただ最近は、採用活動の時期が早まっている傾向です。特に首都圏の病院では、専門2年/大学3年になる前に合同説明会に参加するなど、低学年で早めのスタートを切る学生も増えてきています。
そのため、まずは就活の流れを知り、「できることから少しずつ動いてみる」ことが大切です。
先輩看護師はいつから就活を始めた?
ここで、実際に就活に取り組んで一足先に入職した先輩看護師の声を紹介します。
やはり、最終学年1年前の夏〜冬に動き始めた先輩が多いようです。


※ 看護roo!就活 看護師インタビュー(2025年6月)
ただ中には、もっと早くからスタートしたほうがいいという声もあります。


※ 看護roo!就活 看護学生インタビュー(2024年10月)
「焦って就職先を決めたくない!」「就職してから後悔したくない!」という人はなるべく早めに動き出し、じっくり病院選びを進めましょう。
実習・国試との両立は?
就活だけでなく、実習や国家試験の対策も必須である看護学生。先輩たちがどのように両立したか気になる人も多いと思います。
両立の方法は人それぞれですが、実習の合間を縫って就活を進め、国家試験の対策は最終学年の夏以降に本格化させる看護学生が多いようです。


※ 看護roo!就活 看護学生インタビュー(2025年11月)
看護学生の就活スケジュールをチェック
では、就活は基本的にどのようなスケジュールで進んでいくのでしょうか。内定獲得までの流れをご紹介します。
どの時期までに、何をしておくべきなのか、全体像を把握しておきましょう。

【専門1年/大学1~2年】まずは看護師の仕事について知ろう!
専門1年・大学1~2年の低学年のうちは、まず看護師の仕事について知ることからスタートです。
授業や実習、看護roo! の「就活ガイド」を通じて、看護師の役割やさまざまな働き方、病院の種類などについて理解を深めていきましょう。
また、近年は低学年から病院の資料請求や合同説明会への参加など、情報収集をスタートしている学生が増えています。
「少し早いかも」と思うかもしれませんが、学年が進むと実習や勉強がさらに忙しくなるので、比較的時間に余裕のあるこの時期に準備を進めておくことで、落ち着いて就活に取り組めるというメリットがあります。
この時期にできること
- 授業や実習で看護師の役割を理解する
- 「どんな診療科に興味があるか」考えてみる
- 看護roo! 就活ガイドで働き方の種類を知る
- 時間があれば合同説明会に行ってみる
- 気になる病院があれば資料請求してみる
【専門2年/大学3年】情報収集・自己分析を始めてみよう!
最終学年の1年前、つまり専門2年/大学3年になる頃には病院の情報収集や自己分析を始めてみましょう!
3〜15施設程の病院パンフレットなどを参考に医療機能や教育体制、福利厚生を比較して、自分に合うと思える病院を探しておくことが大切です。
この時期に余裕をもって準備しておくことで、夏以降のインターンシップや説明会にスムーズに参加できるようになります。
【就活対策】看護学生向け自己分析のやり方5ステップ|志望動機・面接に効く!
専門2年・大学3年の夏休み頃になると、インターンシップや病院見学会、合同説明会などが行われ、就職活動が本格化してきます。
働き方や職場の雰囲気を自分の目で確かめることができるので、積極的に気になる病院の説明会やインターンシップに参加してみましょう。
これらを通じて、「自分がどんな職場で働きたいか」がだんだんと明確になり、志望する病院の候補が定まってきます。
この時期にやること
- 自己分析で「どんな看護師になりたいか」考える
- 病院パンフレットを集めて比較する
- 合同説明会・インターンシップに参加する
- 実習の合間も情報収集を続ける
- 最終学年前に志望先を2〜3つに絞る
- 志望動機を考え始める
【専門3年/大学4年の春】対策をして採用試験にのぞもう!
最終学年に入ると、いよいよ選考本番。4〜6月が採用試験のピークとなり、応募から1~2カ月ほど経った5~7月ごろに内定が出ることが多いようです。
履歴書などの応募書類を早めに揃えて、面接の練習など採用試験の対策はなるべく早く取り組めると安心ですね。
内定がもらえたら、次は最後の実習や2月の看護師国家試験に向けて頑張りましょう!
この時期にやること
- 志望先の試験日程・内容を確認する
- 履歴書・志望動機を完成させる
- 面接・小論文の対策をする
- 採用試験を受ける
- 内定後は実習・国家試験対策に集中する
就活がうまくいく4つのポイント

「スケジュール感はつかめたけど、具体的に何をすればいいかは分からない…」という看護学生さんも多いと思います。
ここでは、就活をうまく進めるための具体的な4つのポイントを紹介します。
自己分析で「どんな看護師になりたいか」を考える
自己分析はこれまでの経験を振り返り、自分の大切にしている価値観や長所・短所などを言語化し、「自分がどんな看護師として働きたいか」を考える作業です。
自分にあった病院や診療科を選ぶ際の「軸」が明確になるため、とても大切なプロセスです。
また、自己分析がしっかりできていると、「志望動機がうまく書けない」「面接で何を話せばいいか分からない」という壁にもぶつかりにくくなります。
資料請求など病院の情報収集を進めながら、自分自身と向き合う時間を作っていきましょう。
【就活対策】看護学生向け自己分析のやり方5ステップ|志望動機・面接に効く!
インターンシップ・見学会で自分に合う職場を探す
自己分析と情報収集を進めていると、採用試験を受けてみたいと思える病院の候補がいくつか挙がるはずです。
しかし、パンフレットや説明会の情報だけでは「本当に自分と合っているか」までは分かりません。
インターンシップや見学会では、実際の現場の雰囲気や、そこで働いている先輩看護師の話を聞いたりしながら、自分の軸と照らし合わせて「この病院で働いているイメージが持てるか」を確認しましょう。
そうすることで、入職後のミスマッチを防ぐことができます。
また、最終的にインターンシップや見学会に参加した病院の採用試験を受けることになった際、「志望度が高い」と好印象を持ってもらえる可能性もあります。
集めた判断材料をもとに志望先を決定する
インターンシップや見学会の参加を通じて、自分の希望する働き方に近いと感じる病院を絞り込めたら、いよいよ採用試験を受ける病院を決定します。
すべてが希望通りの職場が見つかることは少ないので、自分の中で条件の優先度をつけて志望先を決めましょう。
採用試験は、1つの病院しか受けない看護学生が多いですが、併願して試験を受ける学生もいます。
応募書類の準備と採用試験の対策
志望先が確定したら、応募書類の準備と試験の対策を進めましょう。
志望動機を固めて自己理解をより深めたり、意欲や人となりが伝わるよう面接対策をしたりと、長かった就活もラストスパートです。
志望先の病院の採用試験では何が実施されるのか、早めに確認することが大切です。
- 履歴書・エントリーシート
- 面接
- 小論文
- 適性検査
試験内容によって準備すべきことが変わるため、採用試験情報は早めに確認しましょう。
「出遅れたかも…」と思ったときのリカバリープラン
「周りはもう動いているのに、自分は何も始めていない…」 と焦りを感じている看護学生さんもいるかもしれません。でも安心してください、今からでも間に合います。大切なのは、限られた時間を効率よく使うこと。
ここでは、出遅れたと感じたときでも効率的に就活を進めるコツをお伝えします。
効率よく就活を進める3つのコツ
出遅れた場合でも、工夫次第で効率的に就活を進めることができます。
優先順位を明確にする
すべてを完璧にやろうとせず、「絶対に譲れない条件」を1〜2つに絞りましょう。そうすることで病院選びの軸がブレにくくなります。
オンライン説明会を活用する
対面の説明会やインターンシップの日程が合わない場合は、オンライン説明会を活用しましょう。移動時間も不要で、効率的に情報収集できます。
【看護学生向け】オンライン病院説明会のポイントを徹底解説│流れ・服装・マナー

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学校のキャリアセンターや教員に相談する
出遅れた不安を一人で抱え込まず、学校のキャリアセンターや教員に相談してみましょう。過去の事例をもとに、具体的なアドバイスがもらえるはずです。

まとめ
自分にあった就職先を見つけるためには、やはり早めに準備を進められることが理想です。
実習や国試対策、卒業研究などが忙しくなる前に落ち着いて病院を探したいという思いのある人は、学年は気にせず、思い立ったときに行動を起こすことが重要かもしれません。
自分のペースにあったスケジュールを早めに計画し、少しずつでもコツコツと前に進んでいけるといいですね。




