何を言うべきなのか迷う退職の挨拶。

シチュエーション別に挨拶の例文やポイントを解説します。

退職日の挨拶【例文とポイント】

例文|退職日の挨拶

本日は、お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。

私事ではありますが、この度、一身上の都合により退職することになりました。

いたらない点も多く、皆様にはご迷惑をおかけしてしまうこともありましたが、皆様のご指導のおかげで、やりがいや楽しさを感じながら仕事をすることができ、こちらでの経験は私にとって貴重な財産となりました。

ありがとうございます。

(私が行っていた業務は、今後◯◯さんに引き継いでいただきます。よろしくお願いいたします。)

この経験を活かして、今後とも頑張っていきたいと思います。

最後になりますが、今後の皆様のご活躍と健康をお祈りしています。

本当にありがとうございました。

例文|上司への退職挨拶(師長)

師長さん、退職のご挨拶に伺ったのですが、いまお時間よろしいでしょうか?

(いいですよ~)

◯年間、大変お世話になりました。

新人の頃から丁寧に指導をしていただいたおかげで、ここまで看護師を続けることができました。

これも師長さんのおかげです。ありがとうございます。

特に新人指導で悩んでいたときには、何度もご相談に乗っていただいたことが本当にありがたく、いまでは新人も成長してくれて、とても嬉しいです。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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例文|上司への退職挨拶(看護部長)

看護部長さん、退職のご挨拶に伺ったのですが、いまお時間よろしいでしょうか?

(いいですよ~)

◯年間、大変お世話になりました。本日が最終出勤日となりました。

院内でお会いする度にお声がけをいただけて、それがとても励みになっていました。

◯◯病院で看護師として仕事ができたことで、たくさんのことを経験し、学ばせていただきました。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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退職の挨拶の3つのポイント

退職の挨拶のポイントは3つです。

Point!

  1. 退職の挨拶は長すぎNG!1分ほどにまとめる
  2. 退職理由は「一身上の都合により」でOK
  3. 退職の挨拶で伝えるのは「感謝」と「前向きに頑張る気持ち」

挨拶は簡潔に「感謝」と「今後への前向きな姿勢」を伝えることが大切です。

退職の挨拶をするタイミングはさまざまですが、忙しい中でスタッフの時間を頂いていることを意識しましょう。

休職後に退職する、人間関係で退職する…そんなときの挨拶は?

退職理由が円満とは言えない場合も、職場のスタッフへの挨拶で伝える内容とポイントは変わりません

具体的な退職理由や今後のことについては触れず、社交辞令として割り切って感謝が述べられれば十分です。

また、退職の手続きなどをしてくれた上司やお世話になった人がいれば、個別に挨拶をします。

個別に挨拶する人がいなければ、職場全体へ向けた挨拶をしたあとは退勤してもOKです。

休職中・休職後に復帰せず退職となる場合には「休職中はご迷惑をおかけしました」「休職した際は、あたたかい言葉をかけていただき、ありがとうございました」などの一言を添えるとよいでしょう。

直接会う機会がなければ、メールや手紙などで挨拶をしても大丈夫です。

円満ではない理由で退職するときは、挨拶をするのもあまり気が進まないかもしれませんが、最後にしっかりと退職の挨拶をすることで、気持ちを切り替えて次のステップへ進むことができます。

【例文】メール(手紙)での退職の挨拶

院内のメールツールがある場合は、直接会って挨拶ができない相手にメールで退職の挨拶をするのもOK

失礼にはあたりませんので、安心してください。

例文|メールでの退職の挨拶

―――――――――――――――――――

件名:退職のご挨拶(フルネーム)

―――――――――――――――――――

〇〇病棟の皆様、お疲れ様です。(フルネーム)です。

このたび、一身上の都合により◯月◯日をもって退職することとなりました。

本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、メールでの挨拶にて失礼いたします。

いたらない点も多く、皆様にはご迷惑をおかけしてしまったこともありましたが、皆様から温かい叱咤激励の言葉をいただき、ここまで続けることができました。

本当に感謝しております。

業務を通じて壁に当たることもありましたが、多くのことを学ばせていただきました。

今後も〇〇病棟で培った経験を、活かしていきたいと思っております。

最後になりますが、皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

今まで、本当にありがとうございました。

 

2019年◯月◯日 フルネーム

メールでの退職の挨拶のポイント3つ

退職の挨拶をメールでする場合、直接会って挨拶をする場合と同じく、退職理由は「一身上の都合により」でOK

その他の内容は感謝を伝えつつ、今後の抱負などがあれば長くならない程度に書きましょう。

お世話になった方には、病棟スタッフへのメールとは別で、個別に感謝のメールを送るとより丁寧です。

その際は、その方とのエピソードを加えると、感謝の気持ちがさらに伝わります。

もし、メールツールがなければ、スタッフの共有スペースなどに感謝の手紙を置いておくのもよいでしょう。

看護師の退職日~1日の流れ~

退職当日の1日の流れを、日勤・夜勤別におさらいしましょう。

退職日当日のマナーとポイント5つ

1勤務前に師長に挨拶しておく

退職日当日は、師長などの直属の上司

「本日が最後の出勤となります。長らくお世話になりました。本日もよろしくお願いいたします。」

など、ひと声かけておくと、今までお世話になったことへの感謝や、最後まできちんと勤めようとしている姿勢が伝わります。

もし、退職日当日に上司がいない場合は、最後に会うことができる日はいつなのか、シフトを確認して声をかけておくとよいでしょう。

2引き継ぎに漏れがないか最終チェック

自分が行っていた業務を引き継ぐ場合、最終的に伝え漏れがないか、後任者とチェックをしましょう。

3勤務終了後は関係各所への挨拶回り

勤務終了後は、退職の挨拶回りをしましょう。

委員会などでお世話になった人や同期が他部署にいる場合は、病棟での挨拶が一通り終了した後に挨拶しに行きます。

また、看護部へも忘れずに挨拶に行きましょう。

師長や看護部長などは多忙なため、「挨拶に行ったけど会えなかった…」ということを防ぐためにも、事前に予定を確認してから挨拶に行くのがおすすめです。

退職後に会うことがない人も多いとはいえ、「今まで一緒に働いていたのに、挨拶にも来なかった…」と陰で言われるようなことがないようにしたいですね。

4退職日が夜勤のときは入りor明けで挨拶を

最終出勤日が夜勤のときは、入りか明けで退職の挨拶をしましょう。

普段より少し早めに出勤して挨拶を済ませておき、明けでも少し残って挨拶をするなど、スケジュールを工夫するのがおすすめ。

ただし、重要なのは「最後の勤務をきちんと終えること」なので、挨拶にとらわれすぎないようにしましょう。

5菓子折りなど贈り物の用意は病院によりけり

お世話になった職場への感謝の気持ちとして、退職日に菓子折りなどの贈り物を渡すことはよくあることです。

贈り物をするときは、スタッフの共有スペースなどに手紙を添えて置いておくのがよいでしょう。

ただし、退職するときの状況によっては無理に用意する必要はありません。そのような慣習がそもそもない病院もあります。

あくまで贈り物は「気持ち」なので、先に退職した先輩や同僚などに確認しておくとよいでしょう。

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