股関節の内旋と外旋(他動) | 関節可動域訓練【21】
【監修】
祐生会みどりヶ丘病院 整形外科
医師 成田 渉
京都中部総合医療センター 看護部
関節可動域訓練~股関節の内旋と外旋1(他動)~
(1)患者さんには仰臥位になってもらう
(2)看護師は一方の手で患者さんのかかとを保持し、もう一方の手で膝裏を保持する
(3)股関節と膝関節をそれぞれ直角に屈曲させる
(4)屈曲させたらひざ裏を支えていた手をひざ頭に移す
■ポイント■
大腿部をベッド面に対して直角垂直になるようにする
(5)かかとを看護師側に引きつけて患者さんの股関節を内旋させ、いったん元にもどす
(6)反対方向にやさしく回し、患者さんの股関節を外旋させる
■ポイント■
ひざを軸にして内旋・外旋させることが重要
(7)この動きをくりかえす