肘の屈曲と伸展(他動) | 関節可動域訓練【6】
【監修】
祐生会みどりヶ丘病院 整形外科
医師 成田 渉
京都中部総合医療センター 看護部
関節可動域訓練~肘の屈曲と伸展(他動)~
(1)ベッドに患者さんの腕を置き、一方の手で肘関節を支え、もう一方の手で手首から下を支える
(2)患者さんの肩に、手のひらが触れるまでひじを曲げ、ゆっくり元にもどす
(3)この動きを繰りかえす
■ポイント■
もし、肘関節を伸展する際に肩が上がる場合は、肩の下にバスタオルなどを敷き、肩を軽くおさえるようにするとよい
⇒不要な動きをおさえることができ、また効果的な訓練をおこなうことができる