京都リハビリテーション病院

急性期病院での経験を活かし、 回復期病院で新たな挑戦を！

職種

：正看護師

名前

：I

配属先科目

：脳神経外科

掲載日: 2025/08/18

なぜ、回復期病院で働こうと思ったのですか？

奈良の急性期病院で6年間勤務し、その後、京都に引っ越すことになり転職を決めました。転職先は回復期病院に絞り、次のステップを探しました。急性期病院での看護は毎日がとても忙しく、常に目まぐるしい環境でしたが、その中で大きなやりがいを感じていました。しかし、急性期病院では患者さんの在院期間が短いため、一人ひとりにじっくり向き合うことが難しいという課題もありました。そこで、次はより長期間にわたって患者さん一人ひとりと深く関わりながら看護をしたいと考えるようになりました。

回復期病棟ならではの学びはありましたか？

実際に回復期病棟で働いてみて、急性期とは時間の流れ方や業務の進め方が大きく異なることを実感しました。特に、カンファレンスが頻繁に行われている点が特徴的です。京都リハビリテーション病院では、月に1回、医師と各担当者、ご家族が集まり、患者さんの現状報告や退院の時期、可能性について話し合うカンファレンスを開催しています。急性期では、医師が忙しいため、退院時に少し話す程度のことが多かったのですが、ここでは患者さんやご家族とじっくり向き合い、多職種と連携を深める機会が豊富にあります。

入職後、どんな悩みがありましたか？

コミュニケーションがうまく取れない患者さんとのやり取りで悩んだことがありました。初めは、患者さんが何を言いたいのか理解できず、その方に不安やもどかしい思いをさせてしまうことがありました。そんなとき、先輩からコミュニケーションに関する本を貸してもらったり、アドバイスをもらったりして、少しずつ改善していきました。また、脳神経外科で高次脳機能に障害がある患者さんのケアに悩んだこともあります。そこで学んだことは、「患者さんができることを見極める」こと、そして「コミュニケーション手段を工夫する」ことの重要性です。この学びを実践することで、患者さん一人ひとりに合わせたケアができるようになり、より寄り添った支援ができるようになりました。

ずばり、職場の魅力はどんなところですか？

ここでは本当に相談しやすい環境が整っています。朝の申し送り後や業務中に、ちょっとした質問を気軽にできる雰囲気があります。また、自分の受け持ち患者さん以外のことも、チーム全体で情報を共有しているため、困ったことがあっても相談しやすいです。そして、的確なアドバイスをもらえることが多く、意見を言いやすい環境が整っています。今後は、もっと後輩にとって話しやすい先輩になれるように頑張りたいと思っています。自分もサポートを受けながら成長してきたので、今度は自分が後輩の相談相手として、支えられる存在になりたいです。