小論文の模範解答!800字の例文を一挙紹介【看護学生の就活対策】 | 看護roo!就活
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小論文の模範解答!800字の例文を一挙紹介【看護学生の就活対策】

小論文の模範解答!800字の例文を一挙紹介【看護学生の就活対策】

#採用試験 #小論文 #就活対策

志望している病院の採用試験に「小論文」がある看護学生のみなさん。「どう書けばいいかわからない…」「何を書けば合格できるの?」と悩んでいませんか?

小論文試験の対策は、例文を参考にして、自分なりの意見とエピソードに置き換えて書いてみるとすんなり書けます。

この記事では、看護学生の就職試験でよく出題される5つのテーマ別に、800字の小論文の例文を紹介します!

小論文の構成の基本

小論文は「序論・本論・結論」の3部構成で書くのが基本です。この構成に沿って書けば自分の考えが整理され、自然な流れの読みやすい文章となります。

看護師の採用試験で出題される小論文の文字数・試験時間は「800字・60分」が一般的です。

800字の小論文の構成は、以下を参考にしてみてください。

  • 序論(150字):テーマに対する自分の考え・答えを明はっきり示す
  • 本論(500字):具体的な体験や根拠を書く
  • 結論(150字):考えを再確認し、前向きな言葉で締める

構成や書き方のポイントをもっと詳しく知りたいという方は、次の記事もぜひ参考にしてみてください。

【テーマ別】800字の小論文例文5選

看護師の採用試験でよく出題される5つの小論文テーマについて、それぞれ800字の例文を紹介します。

テーマは、次の5つです。

  • 看護観
  • チーム医療
  • 高齢者看護
  • 時事
  • 学生時代の経験

模範解答として、構成や書き方のルールなどの参考にしてみてください。

【例文】

<序論>
私は、患者様に安心感を与えられる看護師を目指したい。患者様は日々、心身に不調や不安を抱えている。そのような中、適切なケアとコミュニケーションを実施して安心を届けることが、看護師の重要な役割だと考えているからだ。

<本論>
安心感を与えるためには、確かな知識と技術を身につけることが不可欠である。実習中、受け持ち患者様に足浴を実施し、患者様は「気持ちよかった」と笑顔を見せてくださった。しかし、その後指導者から「なぜこの患者様に足浴が必要だと考えたか」と尋ねられた時に、私は疾患や症状を踏まえた具体的な根拠を説明できず、言葉に詰まってしまった。喜びだけでなく、患者様に「安心」を届けるためには、常に目的を明確にしてケアを実施することが必要だと痛感した経験だった。

また、患者様の思いに丁寧に向き合い、共感することも大切である。ある実習で、患者様が看護師に対して苛立ったような態度をとる場面に遭遇した。私は戸惑いながらその様子を見ていたが、対応していた看護師は落ち着いた表情で話を聞き続けて共感し、思いやりのある言葉をかけ続けた。次第に患者様はおだやかになり、その後は治療に対する不安を吐き出していた。後から指導者に「苛立ちの背景には必ず何かの不安がある」と教わった。表に出た感情だけを見るのではなく、その奥にある不安や苦しみを知ろうとする丁寧な向き合い方が、患者様に安心を届けると学んだ。

<結論>
患者様はそれぞれ異なる症状や不安を抱えており、必要な関わり方も一人ひとり異なる。質の高い看護を提供する知識・技術と、内側にある思いを汲み取る力を身につけることで初めて、多くの患者様に安心を届けることができる。だからこそ、私はこれからも技能を磨き、日々の経験を通して成長し続けたい。そして、どんな患者様からも「この人なら安心」と思ってもらえるような看護師を目指していく。(771字)

【例文】

<序論>
私は、患者様に安心感を与えられる看護師を目指したい。患者様は日々、心身に不調や不安を抱えている。そのような中、適切なケアとコミュニケーションを実施して安心を届けることが、看護師の重要な役割だと考えているからだ。

<本論>
安心感を与えるためには、確かな知識と技術を身につけることが不可欠である。実習中、受け持ち患者様に足浴を実施し、患者様は「気持ちよかった」と笑顔を見せてくださった。しかし、その後指導者から「なぜこの患者様に足浴が必要だと考えたか」と尋ねられた時に、私は疾患や症状を踏まえた具体的な根拠を説明できず、言葉に詰まってしまった。喜びだけでなく、患者様に「安心」を届けるためには、常に目的を明確にしてケアを実施することが必要だと痛感した経験だった。

また、患者様の思いに丁寧に向き合い、共感することも大切である。ある実習で、患者様が看護師に対して苛立ったような態度をとる場面に遭遇した。私は戸惑いながらその様子を見ていたが、対応していた看護師は落ち着いた表情で話を聞き続けて共感し、思いやりのある言葉をかけ続けた。次第に患者様はおだやかになり、その後は治療に対する不安を吐き出していた。後から指導者に「苛立ちの背景には必ず何かの不安がある」と教わった。表に出た感情だけを見るのではなく、その奥にある不安や苦しみを知ろうとする丁寧な向き合い方が、患者様に安心を届けると学んだ。

<結論>
患者様はそれぞれ異なる症状や不安を抱えており、必要な関わり方も一人ひとり異なる。質の高い看護を提供する知識・技術と、内側にある思いを汲み取る力を身につけることで初めて、多くの患者様に安心を届けることができる。だからこそ、私はこれからも技能を磨き、日々の経験を通して成長し続けたい。そして、どんな患者様からも「この人なら安心」と思ってもらえるような看護師を目指していく。(771字)

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【例文】

<序論>
緩和ケアのあり方を問う動きが広がっていることに関心を抱いている。私自身も実習中に、現場の実情と医療制度の枠組みとのギャップに疑問を抱いた経験があるからだ。

<本論>
実習中、私は重度の心不全を抱えた高齢の患者様を受け持たせていただいた。呼吸困難や倦怠感が強く、会話もままならない日が続いていたが、緩和ケア病棟への移動はできないと指導者から説明を受けた。制度上、緩和ケアの対象は主に「がん患者」とされており、それ以外の疾患では本人や家族が希望しても受けられないと知った。

苦しんでいる患者様の姿を見ているうちに、「緩和ケアががん以外にも広がればいいのに」と強く感じた私は、指導者に思いを伝えた。すると、「制度が整っていなくても、私たちができるケアはあるのではないか」と助言をいただいた。たとえば、痛みや不安を少しでもやわらげるよう配慮することや、気持ちを丁寧に聞き取り、小さな希望でも実現できるよう工夫することなど、看護師の力だけでできるケアは多くあると教えられた。

その会話をきっかけに、制度が整っていないことに目を向けることよりも、医療従事者として目の前の患者様のために今何ができるかを考えることが重要だと学んだ。ケア中には、苦痛が少しでも軽くなるよう姿勢を調整したり、表情やしぐさを観察して思いをくみ取ろうと心がけた。患者様が少し安心したような表情を浮かべたとき、「たしかにできることはある」と実感できた。

<結論>
緩和ケアの対象をがん以外の疾患へも拡大する動きは、着実に進行している。しかし、目の前の患者様の苦しさは、今この瞬間にも続いている。制度という枠組みが完成するのを待つのではなく、その制約のなかで何ができるかを模索することが、看護師の役目であると私は考える。どんな疾患であっても、患者様が最期までその人らしく過ごせるよう、医療従事者としてできることを常に考えて行動できる看護師を目指していきたい。(795字)

【例文】

<序論>
私は学生時代に実技が上達しなかった際、その原因を客観的に分析して改善のために工夫を凝らし、問題を解決した経験がある。臨機応変な対応が求められることが多い看護師の仕事でも、冷静に状況を判断して省みる力は大切だと考えている。

<本論>
看護学校1年次の基礎看護技術演習で、バイタルサイン測定の実技評価が控えていた。私は血圧測定に苦手意識があり、測定値の誤差や手順の抜けがたびたび起こっていた。繰り返し練習してもミスが続き、「他の人はできているのに、なぜ自分はできないんだ」と落ち込み、自信をなくした。しかし、看護師になりたいと思ったきっかけを思い出し、「諦めずに今できることをやりきろう」と気持ちを立て直した。

そこで私は、まず自分のどこに問題があるのかを客観的に確認するため、練習の様子を動画に撮影して見直すことにした。すると、マンシェットの巻き方が緩く、装着位置も毎回ばらついていることに気づいた。また、測定中の聴診器のあて方にもムラがあり、精度に影響していることが分かった。

それらを一つずつ修正するために、友人にも協力してもらって練習を重ねた。とくにマンシェット装着と聴診器の位置取りには時間をかけて繰り返し確認し、安定して数値が取れるようになるまで徹底した。結果として、最終試験では落ち着いて測定を行い、無事に合格することができた。

<結論>
この経験を通じて、困難に直面した際は気を落とすのではなく、まずは客観視して問題点を見極め、対策を立てて取り組む姿勢が大切であることを学んだ。人と向き合う看護師の仕事は、思い通りにいかない場面に直面することも多い。だからこそ、落ち着いて状況を捉え、柔軟に対応しながら少しずつ改善を重ねていく力が求められる。今後も困難に直面したときには、自分にできる工夫を丁寧に積み重ね、冷静に乗り越えていける看護師を目指したい。(768字)

小論文試験の3つのコツ

ここでは、小論文試験に臨む上でのコツを紹介します。ぜひ次の3つのポイントを意識してみてください。

構成を練る時間を確保する!

小論文試験は「60分で800字」といった制限があるため、計画的な時間配分が重要です。

「構成を考える時間」をしっかり取って、書いているときに迷子にならないような道順を立てるようにしましょう。

  • 構成を考える:15〜20分
  • 文章を書く:30〜40分
  • 見直す:5分

書き方のルールを徹底する!

小論文には以下のように、いくつか書き方のルールがあります

  • 誤字・脱字がない
  • 「だ・である調」で統一する
  • 指定された文字数の9割以上書く(800字の場合720字以上)
  • 原稿用紙の使い方の基本を守る
  • 一文を長くしすぎず40字~60字以内におさめる

書き方のルールをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

テーマを予測する!

出題テーマは病院によって傾向があることも多いので、過去の採用試験の出題を調べることで、ある程度テーマを予測できることがあります。

時事的なテーマが出題されることもあるので、医療ニュースや看護師の働き方など看護師に関わる話題はできる限りチェックして、概要だけでも把握しておけると安心です。

小論文試験で落ちないための対策は、以下の記事でも詳しく解説しています!

まとめ|例文を参考に、自分らしい小論文を書こう

小論文試験は「正解」がないからこそ不安になりますが、基本の構成とテーマ別の例文を参考にすれば、誰でも実用できる小論文が書けます。

大切なのは、例文をそのまま写すことではなく、あなた自身の経験や考えを言葉にすることです。実習で感じたこと、患者様から学んだこと、これから目指したい看護師像などを丁寧に振り返りながら、自分らしい小論文を完成させてください!

榎本なつみ
看護師ライター
榎本なつみ
看護大学を卒業後、総合病院のICU・CCUで7年勤務。家族看護の大切さを学んだ経験から訪問看護師へ。地域に根ざしたケアで利用者様・ご家族をサポートしながらライターとしても活動。
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