東京女子医科大学附属足立医療センター

私は、救急医療科のバックベッドと形成外科、耳鼻科の混合病棟にいます

職種

：正看護師

名前

：岩立愛佳

出身学校

：帝京科学大学

卒業年

：2022

配属先科目

：救急科

掲載日: 2025/02/14

女子医大を選んだきっかけやポイントを教えてください

急性期病棟で様々な病例や術式を取り扱っており、高度な技術と知識を身につけることができると思ったからです。
学生の頃、女子医大へ実習に行った際に、多忙な業務でありながら笑顔で学生を受け入れてくださり、ひとつひとつ根拠とそれぞれの看護観を持って指導してくださったことが印象的でした。
患者さんの安全や価値観、個別性などを総合して看護を行なっていくにあたり、先輩の指導姿勢やラダー研修などの教育体制が整っていることは私自身の安心にも繋がり入職を希望しました。

女子医大で働いてみての感想、やりがいなどを教えてください

日々の業務は、３次救急で取り扱う重症度が高い疾患や手術などを多様な入院形態で受け入れているためとても緊張感があります。
その分看護師も高度な処置や周術期管理の技術が求められますが、新人や未経験の処置に関しては先輩看護師が必ずフォローに付いてくださり、技術進捗状況に合わせて対応してくれるので安心して業務にあたることが出来ています。
わからないことは質問しやすく、みんなが業務を円滑に終わらせられるよう励まし助け合うアットホームな雰囲気がありとても楽しい職場です。
教育体制はかなり整っており、ラダーに合わせた適切な研修が受けられるので日々の看護の向上に繋げることが出来ています。
病棟内や他科の勉強会も充実しており、忙しい中でも医療や看護を学び自己研鑽の時間を作ることが出来ています。

仕事をするにあたって心掛けていることを教えてください

患者さん目線で看護を行うことを日々意識いています。
忙しい中で、看護師の円滑な業務のための優先順位ではなく、患者さんの毎日変わる身体精神状況をアセスメントし続け臨機応変に対応し患者さんにとって安心し信頼できる看護師を目指しています。

今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードやうれしかったこと、 苦労したことを教えてください

河川敷で倒れていたところを救急搬送された身元不明の患者様がとても印象的に残っています。
想定20歳の男性でしたが、名前や住所を思い出すことができず2週間記憶喪の状態でした。私は、まず私自身の自己紹介を詳しく行い私についてたくさん話をしました。趣味や経験の話をすると興味を示してくださりゲームの話をすると笑顔がみられ患者様の趣味を把握するきっかけになりました。その日はあえて名前は聞かず、また後日、私自身の自己紹介からはじめ、改めて「お名前はわかりますか？口に出さなくても紙に書いていただいても大丈夫ですよ」と声をかけると思い出したと頷き、紙に自分の名前を書くようになり、自分のゲームの話を紙に書きはじめ、これが欲しいやこれをしてほしいを伝えられるようになりました。その後名前が確実になり無事に家族の元へ帰ることができました。
この経験で、患者の情報を受け取る時は自己開示し安心感や信頼を得ることが重要であり、常に患者にとっての苦痛が何かを探り続けることが重要であると感じることができました。

今後頑張りたいこと・伝えたいことを教えてください

ICLSや認知症等資格、認定看護師などを学ぶ環境が整っているので、自分の看護を深めていけるよう向上心を持って頑張りたいです。

新人のサポート体制（現場教育、シャドウイング、3ヶ月ルール、研修など）について 教えてください

３ヶ月ルールでは、しっかりと時間で帰り業務を少しずつ覚えられるような雰囲気があります。
シャドウイングが終わり独り立ちしても先輩看護師がフォローについてくれて、いつでも相談できる環境が整っているのでとても安心して働くことができました。

一人暮らしに関して（量の生活、楽しみ、必要なものなど） 教えてください

病院併設の寮に住んでいます。
病院まですぐなので夜勤などが始まって生活リズムがバラバラになってもすぐに出勤帰宅できるので体調を整えやすかったです。
一人暮らしで充分な広さやセキュリティもあるのでとても安心ですし、新設なのでとても綺麗です。

看護学生の皆さんへ応援メッセージをお願いいたします

入職するにあたって不安なことがたくさんあると思いますが、それはみんなが感じていることでスタートはみんな同じです。
最初から無理に頑張ろうと力まず、少しずつ技術や知識を獲得していける環境があるので安心して入職して欲しいです。
頑張ってください。