東京女子医科大学病院

救命救急の病棟で、教育係をしながら日々成長を感じています。

職種

：正看護師

名前

：R・I

出身学校

：九州大学

卒業年

：2023

配属先科目

：救急科

掲載日: 2025/04/09

女子医大を選んだきっかけやポイントを教えてください

私が当院を就職先に選んだ理由は、医療の質の高さと、看護師として成長できる環境が整っていると感じたからです。当院は、最先端の医療技術を駆使し、患者さん一人ひとりに寄り添うケアを大切にしており、専門性を深めながら温かい看護を提供する場として非常に魅力を感じました。また、充実した教育・研修制度があり、最新の知識や技術を学び続けることができる点も、大きな魅力です。特に、チーム医療の一員として医師や他職種と連携しながら働ける環境が整っており、看護師としてのスキルアップだけでなく、患者さんに安心感を与えるための実践力を身につけられると考えました。
また、東京の大学病院ならではの多様な症例に触れることができる点にも魅力を感じました。都市圏に位置することから、医療の最前線で経験を積むことができ、広範な知識と技術を身につけるチャンスが豊富にあると思いました。さらに、東京という立地の良さも大きなポイントです。交通の便がよく、プライベートでも充実した時間を過ごせる環境が整っており、仕事と私生活のバランスを取りやすいと考えました。

女子医大で働いてみての感想、やりがいなどを教えてください

当院で働いてみて、多くのことを学び、成長できていると実感しています。特に急性期から慢性期まで様々な症例に触れられることが大きな魅力です。都市圏に位置する大学病院ならではの幅広い疾患や緊急症例に対応する機会が多く、看護師としての専門知識や技術を日々深めています。
また、院内教育が非常に充実しており、定期的な研修や勉強会を通じて、最新の医療知識を学んでいます。教育係として急変時の対応を学ぶ機会も多く、実際の現場で指導を受けながら冷静かつ迅速に対応できる力を養っています。分からないことは先輩や同期と相談をしてから行動をしているので、自信を持って業務に臨めるようになっています。
さらに、休暇が取りやすく、プライベートの時間もしっかり確保できるため、帰省や旅行にも行きやすく、仕事と生活のバランスがとれています。しっかりとリフレッシュをして「また頑張ろう」という気持ちに繋がっています。
2年働いてみて、働きやすい環境が整っており、医療現場での成長と充実した生活の両立ができていると感じています。

仕事をするにあたって心掛けていることを教えてください

看護師として仕事をするにあたって、常に心がけていることは、目の前の患者さんが自分の家族だと思って責任を持って接することです。患者さんは、病気や怪我で不安な気持ちを抱えていることが多く、私たち看護師がその不安を少しでも軽減できるように、丁寧で思いやりのある対応を心がけています。患者さん一人ひとりの状態に合わせたケアを行い、安心感を与えられるよう努めています。
また、看護は一人で完結するものではないということを常に意識しています。チーム医療の一員として、医師や他の看護師、リハビリスタッフと連携しながら最良のケアを提供することが重要です。特に、経験豊富な先輩方や同期と相談し合うことで、自分の気づかなかった点や新たな視点を得ることができ、より良い看護を提供するために役立っています。困った時には遠慮せずに相談して、チーム全体の力を最大限に活かすことを大事にしています。
さらに、自己研鑽も大切にしています。日々の業務の中で学んだことを振り返り、今後の看護に活かすために勉強を続けています。患者さんにとって、信頼できる存在であるために、常に成長することを意識しています。

一人暮らしに関して（寮の生活、楽しみ、必要なもの　など）を教えてください

東京での一人暮らしは、最初は不安も多かったものの、今ではとても充実しています。上京する前は、大都市の生活に馴染めるか、孤独を感じないかといった不安がありましたが、実際に住んでみると、寮は職場から徒歩15分以内で近く、通勤も楽で生活がしやすい環境が整っていました。
最近の楽しみは、近場から遠方まで様々な場所に旅行して色んな人と話すことです。旅行先で出会う人たちの話を聞くことで新しい価値観に触れることができ、自分の考えを広めることに繋がっています。また様々な地域を訪れることで、その土地の文化や雰囲気に触れることができます。東京は交通の便がよく旅行に行きやすいため助かっています。
一人暮らしを始めたことで、自己管理能力や時間の使い方にも気を使うようになりましたが、それも良い経験です。今では東京での生活が楽しみの一つとなり、日々の生活の中でさまざまな刺激を受けながら成長している実感があります。

今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードやうれしかったこと、苦労したことを教えてください

印象に残った看護場面は、末期がんの患者さんの家族面会の対応の場面です。患者さんの容体が急変する中で、ご家族とのコミュニケーションを大切にし、できる限り安心していただけるようにサポートすることが求められました。どうすれば少しでも患者と家族の心の負担を軽くできるかを考え、対応したことが大きな学びとなりました。嬉しかったことは、術後の患者さんの疼痛コントロールがうまくいき、退院時に「ありがとう助かったよ」と言っていただけたことです。術後の痛みを和らげることができ、患者さんにも安心してもらえたことで看護師としての成長を感じました。
また、教育係として苦労したこともあります。それは、急変対応をどのように学んでもらうかについて試行錯誤したことです。シミュレーションを通して、急変時の対応を実践的に学ぶことが求められましたが、初めはうまくいかず、どう教えるべきか悩むこともありました。しかし、先輩看護師にサポートしていただきながら内容を改善し、最終的には自信を持って指導できるようになりました。この経験は、自分自身の成長だけでなく、他の看護師にも良い影響を与えられることに繋がったと感じています。