平塚市民病院

一人ひとりに寄り添ってくれる。だから安心して働けるんだと思います。

職種

：正看護師

名前

：Ｓ･Ｙ

卒業年

：2022

配属先科目

：循環器内科

掲載日: 2025/05/28

平塚市民病院を選んだ理由を教えてください。

奨学金制度が充実していたこと、実習を通じて病院の良さを感じていたことが主な理由です。また、総合病院であるため様々な患者さんと接することで、自身の看護観を広げられると思いました。

公的病院としての安定性も大きな魅力でした。公務員として働けるだけでなく、休日や寮、復職支援制度など、安心して長く働ける環境が整っていることは、鹿児島から上京する私にとって非常に重要でした。学生時代は小児科を希望していたのですが、実習先を選ぶ時からその希望を聞いていただけたのも嬉しかったです。

職場の雰囲気の良さも気に入っています。病棟ごとにフットサルのチームがあるのですが、医師や看護師、その他職種問わず、みんなが仲良く交流しているのはとても良いことだなと思いますね。

入職後に苦労したことや大変だったことは？

入職1年目でコロナに罹患し、なかなか体調が戻らなかったことがあります。その際、師長さんが何度も面談の時間を設けてくださり、「体調を整えてからでいいよ」「病棟を変えることもできるし、先輩のフォローもつけられるよ」と、私の状況に合わせた温かい言葉をかけてくださいました。部長と面談する際も師長さんが同席してくださり、落ち着いて話すことができました。

先輩もとても優しく、2～3週間つきっきりでサポートしてくださったり、2年目以降も困った時には相談にのっていただいたりしています。もともと平塚市民病院では「カンガルー方式」といって、全ての先輩がカンガルーのお母さんのように後輩を指導してくれる制度があります。「みんなが同じタイミングで成長しなくても良い」「一人ひとりのペースでいい」そんな考え方があるからこそ、私も安心して働けているんだと思います。

仕事をしていて嬉しかったことはありますか？

私が働く病棟は心不全の患者さんが多く、認定看護師の方も在籍しています。心不全の方々には、退院後の生活指導や看護指導に力を入れています。

そんな中、退院された患者さんが外来で順調に生活されていることを担当の先生から聞きました。看護師として担当させていただいた方が、徐々に日常生活に戻られているのを聞いて本当に嬉しい気持ちになりました。自分の指導が患者さんの生活に良い影響を与えられている…そんなことが実感できるエピソードでした。

また、患者さんの「その後」を共有してくれる先生がいることも、この病院で働く喜びをより一層深めてくれています。