患者視点で感謝される看護とは?―出産時ケアに感動した妊婦の記事が話題

新しい命の誕生で、連日めまぐるしく動き続ける産婦人科。看護師が忙しいからといって生まれてくる赤ちゃんに待ってもらうことはできません。

 

そんななかで、妊婦さんが満足する看護師の対応とはどのようなものでしょうか?

アメリカで話題になったある女性の体験記事をご紹介します。

 

 

何年経っても感謝され続ける看護師とは

カリフォルニア州を中心に多数の非営利病院を運営しているディグニティ・ヘルス。そのコミュニティサイトで発表された、ある産科看護師への感謝を述べた記事が注目を集めました。

人々が看護師の対応の良し悪しに高い関心を持っていることがうかがえます。

 

その記事を綴ったカラさんが出産に臨んだのは、2009年12月のことです。何年も経った今もなお、カラさんは当時世話になった看護師の素晴らしい対応を忘れないと述べています。

 

忘れられないケアは「嘔吐したとき髪を束ねてくれた」「注射が上手」

カラさんの担当看護師となったのは、カリフォルニア州のフレンチ病院医療センターで働くクローディアさん。

 

母となる女性を鍛えるために、妊婦に毅然と接する方針の産科もたくさんありますが、カラさんが心から感謝したのはクローディアさんの優しいケアでした。激しい陣痛で嘔吐したときに髪を後ろに束ねて口元を拭ってくれたことを、今でもよく覚えているそうです。

 

また、過去に何度も点滴針を打ち損じられた経験があるカラさんにとって、出産時の点滴も忘れられない思い出のひとつ。クローディアさんは怯える彼女を安心させたあと、「赤ちゃんの名前は何にするの?」「お住まいはどちら?」などと話して気をそらせた隙に打ち終えてしまったといいます。

 

病院に来るとき=家族にとっての一大事という意識

妊婦だけでなく、駆けつけた家族への対応も産科看護師の評価の分かれ目です。

 

病院に到着したカラさんの母親に対し、クローディアさんは穏やかに「どなたに会いにいらしたのですか?」と声をかけ、部屋へ案内しました。

愛娘の出産ともなれば、その母親にとっても一大事。看護師にとっては毎日の忙しい仕事のひとつでしかないかもしれませんが、家族にとってはその対応が特別なものになります。

 

看護師の心遣いが妊婦の心の支えに

専門知識を持ち、妊婦さんが知らないこともわかっている「医療のプロ」が与える安心には、ご家族が与えるものとはまた異なる力があります。そうした見えない精神ケアに誰がどれだけ力を入れてくれているかは、自然と妊婦さんやご家族にまで伝わるようです。

 

 

(文)T. Seador

(参考)How My Nurse Made All The Difference For A First-Time Mom|Dignity Health

 

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