BLSプロバイダー

2015年06月23日

救急看護のプロフェッショナルへの登竜門

監修:飯村 知広

小児救急看護認定看護師

 

 

【1】「BLSプロバイダー」ってどんな資格?

【2】資格取得のメリット

【3】資格データ(認定数・費用など)

【4】受験資格

【5】認定までの流れ

 

「BLSプロバイダー」ってどんな資格?

BLS(Basic Life Support)とは一次救命処置のこと。心肺停止状態になった乳児、小児、成人に対しての人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの使い方、気道異物除去などを学ぶ資格です。

 

ACLSプロバイダーやPALSプロバイダーコースの基礎となるのが、BLSプロバイダーコースで学習する質の高いCPRです。「BLSプロバイダー」の資格は、一次救命処置のプロフェッショナルをめざすナースの、いわば登竜門となります。

 

資格取得者のインタビュー「心肺停止に対応する確かなスキル」

 

資格取得のメリット

【1】「ACLSプロバイダー」の資格と合わせて、救急看護のスキルをアップ

急性期病院に勤務しているのであれば、ACLSプロバイダーもあわせて取得しておきたいところ。「BLSプロバイダー」は、ACLSプロバイダーやPALSプロバイダーを学ぶ基礎としても取得しておきたい資格です。

 

【2】半日~1日で取得可能

病棟勤務が忙しくても、全国で随時実施されている講習会に半日~1日参加することで、取得することが可能。救急看護のプロへの第1歩には持ってこいの資格です。

 

資格データ(認定数・費用など)

費用 13,000~21,000円程度(開催団体により異なる)

講習会の期間 半日~1日

条件 講習会への参加必須

 

受験資格

【1】学会員 (会員)の必要性…なし

 

【2】臨床経験の必要性…なし

医療職以外の参加も可能

 

【3】講習会等への参加の必要性…あり

全国で随時開催されている半日~1日講習会への参加が必須
 

 

認定までの流れ

【1】講習会への参加

・全国で随時開催されている。開催スケジュールは各資格承認団体のHPを参照

 

【2】認定審査

・講習会中に、実技試験と筆記試験がある

 

【3】認定

・認定料は講習会費用に含まれている

 

【4】更新

2年ごとに更新。

 

資格承認団体

日本医療教授システム学会(JSISH)

日本BLS協会(JBA)

日本ACLS協会(JAA)

日本循環器学会(JCS)

日本救急医療教育機構(JIEME)

国際救命救急協会(IEMA)

福井県済生会病院(FSH)

ACLS JAPAN

 

記事最終更新日

2017年5月10日

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今日の看護クイズ 挑戦者1228

78歳女性、持続する発熱と下腹部から臀部回りの痛みを訴え、老健施設より救急搬送にて来院しました。肋骨脊柱角叩打痛もあり、尿路感染症の診断で入院となりました。尿の培養は104CFU/mLであり、検鏡にてブドウ球菌様のGPCが認められ、3日後にブドウ球菌と確定しました。当初から抗菌薬としてVCMが開始とされていました。1週間以上抗菌薬を投与してもなかなか発熱も痛みも治まらず、腹部CTを撮影したところ、腸腰筋膿瘍であることが判明し、血液培養からはMRSAが検出され、臓器移行性も考えて抗菌薬をLZDに変更されました。解熱と炎症所見の改善がありましたが、投与2週間目に白血球と血小板が減少、また貧血傾向になりました。次のうち最も考えられることと行うべきことはどれでしょうか?

  • 1.白血球や血小板減少は、抗菌薬による骨髄抑制が原因と考えられるため、再度、VCMに変更するなど、他剤へ変更することを検討する。
  • 2.貧血傾向は、抗菌薬投与による腎機能障害から来る、腎性貧血であるため、医師と相談し、腎性貧血の治療を実施してもらう。
  • 3.LZDは臓器移行性が最も良いため、白血球減少や血小板減少、貧血に対し治療を行いながら使い続ける。
  • 4.解熱と炎症所見も改善していることから、抗菌薬を中止とし経過を見る。
今日のクイズに挑戦!